44PM2|第44回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
順応が最も生じにくい感覚はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、感覚の順応が問われています。
順応とは、同じ刺激が続くと、その刺激を感じにくくなる現象です。
嗅覚、視覚、触覚、味覚では順応が比較的起こります。
一方、痛覚は身体の危険を知らせる重要な感覚であり、順応が最も生じにくい感覚です。
解説
感覚器は、外界や体内からの刺激を受け取ります。ただし、同じ刺激が続くと、すべての感覚が同じように感じ続けるわけではありません。
たとえば、部屋に入った直後はにおいを強く感じても、しばらくすると気になりにくくなります。これが嗅覚の順応です。
服が皮膚に触れている感覚も、最初は感じますが、時間が経つと意識しにくくなります。これは触覚の順応です。
視覚でも、明るい場所や暗い場所に移った後、時間とともに見え方が調整されます。味覚も、同じ味を感じ続けると感じ方が弱くなることがあります。
しかし、痛覚は危険を知らせる警報として重要です。もし痛みにすぐ順応して感じなくなってしまうと、組織損傷や炎症などに気づきにくくなります。そのため、痛覚は順応が起こりにくい感覚です。
ひっかけポイント
「感覚は刺激が続くと慣れる」とまとめて覚えると危険です。痛覚は例外的に順応しにくい感覚として押さえます。
選択肢の確認
1.嗅覚
誤り。
嗅覚は順応が起こりやすい感覚です。同じにおいのある環境にいると、時間とともににおいを感じにくくなります。
2.視覚
誤り。
視覚では、明るさに対する明順応や暗順応が起こります。環境の明暗に合わせて感度が調整されるため、順応が生じます。
3.触覚
誤り。
触覚も順応します。衣服や腕時計の接触を最初は感じても、しばらくすると意識しにくくなるのが代表例です。
4.痛覚
正しい。
痛覚は身体の異常や危険を知らせる役割があるため、順応が最も生じにくい感覚です。痛みが持続することで、傷害や炎症に気づきやすくなります。
5.味覚
誤り。
味覚も同じ味の刺激が続くと感じ方が弱くなることがあります。痛覚に比べると順応が生じやすい感覚です。
覚えるポイント
- 順応は、同じ刺激が続くと感じにくくなる現象です。
- 嗅覚、触覚、味覚では順応が起こりやすいです。
- 視覚には明順応・暗順応があります。
- 痛覚は順応しにくい感覚です。
- 痛覚は、身体の危険を知らせる警報として重要です。