44PM25|第44回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
光の干渉を利用するのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、各画像診断・計測法が何を利用しているかが問われています。
光の干渉を利用する代表的な装置は、OCT、光干渉断層計です。
OCTは、低コヒーレンス光の干渉を利用して、生体組織の断層像を得る方法です。
解説
OCTは、optical coherence tomography の略で、日本語では光干渉断層計と呼ばれます。
OCTでは、近赤外光などを生体組織に照射し、組織内部から戻ってくる反射光と参照光を干渉させます。
この干渉情報から、組織の深さ方向の情報を取得し、断層画像を作ります。
眼科領域では、網膜の断層画像を高分解能で観察するためによく用いられます。また、血管内OCTなどにも応用されています。
他の選択肢は、利用する物理現象が異なります。
MEGは脳活動に伴う微弱磁場を測定します。
PETやSPECTは放射性医薬品から放出される放射線を検出します。
X線CTはX線の透過情報を使って断層像を再構成します。
第2種MEではここを押さえる
画像診断装置は、「何を使って画像化しているか」で整理します。OCTは光の干渉、CTはX線、PET・SPECTは放射線、MEGは磁場です。
選択肢の確認
1.MEG(magnetoencephalography)
誤り。
MEGは脳磁図で、脳の神経活動に伴って生じる微弱な磁場を測定します。光の干渉を利用する装置ではありません。
2.OCT(optical coherence tomography)
正しい。
OCTは光干渉断層計です。組織からの反射光と参照光の干渉を利用して、断層像を得ます。光の干渉を利用する代表的な装置です。
3.PET(positron emission tomography)
誤り。
PETは陽電子放出断層撮影です。放射性医薬品から発生する消滅放射線、つまりγ線を検出して画像化します。光の干渉は利用しません。
4.SPECT(single photon emission computed tomography)
誤り。
SPECTは単一光子放射断層撮影です。体内の放射性医薬品から放出されるγ線を検出して画像化します。光干渉を利用する装置ではありません。
5.X 線 CT(X ray computed tomography)
誤り。
X線CTは、X線の透過量を多方向から測定し、断層画像を再構成します。光の干渉を利用するものではありません。
覚えるポイント
- OCTは光の干渉を利用します。
- OCTは網膜などの高分解能断層画像に用いられます。
- MEGは脳磁場を測定します。
- PET・SPECTは放射線を検出します。
- X線CTはX線透過情報を利用します。
- 装置名と物理原理をセットで覚えます。