45AM22|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
光学現象でランバート・ベールの法則で説明されるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、ランバート・ベールの法則 が何を説明する法則かを確認します。
ランバート・ベールの法則は、光が物質中を通過するとき、物質による 吸収 によって光の強さが減少することを説明します。
解説
ランバート・ベールの法則は、吸光光度法などで重要な法則です。
物質を通過した光は、物質に吸収されることで弱くなります。
吸収の大きさは、主に次の要素に関係します。
- 物質の濃度
- 光が通過する距離
- 物質がその波長の光をどれだけ吸収しやすいか
一般に、濃度が高いほど、また光路長が長いほど、光は強く吸収されます。
吸光度 A は、濃度 c と光路長 l に比例します。
A = εcl
ここで、ε はモル吸光係数、c は濃度、l は光路長です。
臨床検査では、試料に特定波長の光を通し、どれだけ吸収されたかを測定して、物質濃度を求めることがあります。
第2種MEではここを押さえる
ランバート・ベールの法則は 吸収 と 濃度測定 に関係します。
反射、散乱、屈折、回折と混同しないようにします。
選択肢の確認
1.反射
誤り。
反射は、光が物体表面で跳ね返る現象です。ランバート・ベールの法則が主に説明する現象ではありません。
2.散乱
誤り。
散乱は、光が粒子や不均一な媒質によってさまざまな方向に進路を変える現象です。ランバート・ベールの法則は散乱ではなく、吸収による光の減衰を扱います。
3.吸収
正しい。
ランバート・ベールの法則は、物質による光の吸収と、濃度・光路長との関係を説明する法則です。吸光光度法の基本になります。
4.屈折
誤り。
屈折は、光が異なる媒質に入るときに進行方向が変わる現象です。屈折率に関係しますが、ランバート・ベールの法則の対象ではありません。
5.回折
誤り。
回折は、光が開口や障害物の端で回り込んで広がる波動現象です。ランバート・ベールの法則が説明する吸収とは別の現象です。
覚えるポイント
- ランバート・ベールの法則は 吸収 を説明する。
- 吸光度は 濃度 と 光路長 に比例する。
- 基本形は A = εcl。
- 吸光光度法では、吸収の程度から物質濃度を求める。
- 反射、散乱、屈折、回折とは区別する。