46PM27|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅰ 基礎的知識MEの基礎的知識生体電位・モニタ/電極・雑音・波形処理
生体電気計測用電極の分極電圧を小さくする目的で使用される材料はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、生体電気計測で使われる電極材料のうち、分極電圧を小さくできる材料が問われています。
心電図、脳波、筋電図などの微小な生体信号を測定する電極では、分極が小さく安定した電極が重要です。代表的なのが 銀−塩化銀電極です。
解説
生体電気信号は非常に小さい電位差です。そのため、電極自体で大きな分極電圧や不安定な電位が生じると、測定波形にノイズや基線動揺が混入します。
銀−塩化銀電極は、Ag と AgCl の可逆的な反応を利用するため、分極しにくく、電位が安定しやすい電極です。
このような電極は、非分極性電極に近い性質を持つため、生体電気計測に広く用いられます。
第2種MEではここを押さえる
生体電気計測の電極材料では、銀−塩化銀をまず覚えます。心電図、脳波、筋電図などの体表面電極で頻出です。
選択肢の確認
1.ステンレス鋼
誤り。
ステンレス鋼は耐食性があり医療材料として多く使われますが、生体電気計測で分極電圧を小さくする代表的な電極材料ではありません。
2.金
誤り。
金は化学的に安定で導電性も高い金属ですが、分極電圧を小さくする目的で生体電気計測用電極に広く用いられる代表材料は銀−塩化銀です。
3.銀−塩化銀
正しい。
銀−塩化銀電極は分極電圧が小さく、電位が安定しやすいため、生体電気計測用電極として広く用いられます。心電図や脳波などの測定で重要です。
4.亜鉛
誤り。
亜鉛は電池材料などで見られる金属ですが、生体電気計測用電極の分極電圧を小さくする代表材料ではありません。
5.白金
誤り。
白金は化学的に安定で電極材料として用いられることがありますが、生体電気計測の体表面電極で分極電圧を小さくする代表は銀−塩化銀です。
覚えるポイント
- 生体電気計測では、電極の分極電圧が小さいことが重要です。
- 分極が大きいと、ノイズや基線動揺の原因になります。
- 心電図、脳波、筋電図などの体表面電極では銀−塩化銀電極が代表です。
- 銀−塩化銀電極は電位が安定しやすく、生体信号測定に適しています。