46PM9|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅰ 基礎的知識MEの基礎となる医学的知識感染・免疫・公衆衛生/免疫細胞・抗体
自然免疫を担う主な細胞はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、自然免疫と獲得免疫を担う細胞の違いが問われています。
自然免疫は、病原体が体内に入ったときに最初に働く防御機構です。代表的な細胞には、マクロファージ、好中球、樹状細胞、NK細胞などがあります。
解説
免疫は大きく自然免疫と獲得免疫に分けられます。
自然免疫は、病原体に対して素早く反応する防御です。特定の抗原を記憶してから反応するのではなく、異物を認識して貪食や炎症反応を起こします。
マクロファージは異物を貪食し、さらに抗原提示を行って獲得免疫にも橋渡しします。
一方、T細胞やB細胞は主に獲得免疫に関係します。形質細胞はB細胞が分化した細胞で、抗体を産生します。
ひっかけポイント
キラーT細胞、ヘルパーT細胞、B細胞、形質細胞は獲得免疫側の代表です。自然免疫の代表としてマクロファージを選びます。
選択肢の確認
1.キラーT細胞
誤り。
キラーT細胞は細胞傷害性T細胞とも呼ばれ、ウイルス感染細胞や腫瘍細胞などを攻撃します。主に獲得免疫に関係します。
2.形質細胞
誤り。
形質細胞はB細胞が分化した細胞で、抗体を産生します。抗体を介する液性免疫に関係し、獲得免疫の細胞です。
3.マクロファージ
正しい。
マクロファージは自然免疫を担う代表的な細胞です。病原体や異物を貪食し、炎症反応や抗原提示にも関与します。
4.B細胞
誤り。
B細胞は抗体産生に関係するリンパ球で、主に獲得免疫を担います。分化すると形質細胞になります。
5.ヘルパーT細胞
誤り。
ヘルパーT細胞は免疫反応を調節し、B細胞やキラーT細胞の働きを助けます。主に獲得免疫に関係します。
覚えるポイント
- 自然免疫は、病原体に対する初期防御です。
- 自然免疫の代表はマクロファージ、好中球、NK細胞です。
- 獲得免疫の代表はT細胞、B細胞、形質細胞です。
- マクロファージは貪食だけでなく、抗原提示にも関係します。