20PM036第20回 言語聴覚士国家試験 過去問

音声学

共通語(東京方言)のアクセントで尾高型はどれか。

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

尾高型は語の内部では最後まで高く、助詞を付けると語末の直後で低下する型です。「おんな」がこのパターンを示します。

解説

東京方言のアクセント核は、その直後でピッチが高から低へ下がる位置として捉えます。尾高型では核が最終モーラにあり、単語だけを発音すると平板型と似て聞こえることがありますが、後ろに「が」などの助詞を付けると助詞が低くなるため区別できます。「おんな」は「おんなꜜが」のように最終モーラの後で下降する尾高型です。これに対し、くるま、さくら、すいえい、でんわは本問で想定する共通語のアクセントでは平板型で、助詞まで高く続きます。語彙アクセントには地域差・世代差があるため、設問では共通語の辞書的な型に従います。

選択肢の確認

1.「おんな(女)」は最終モーラの後にアクセントの下がり目が来る尾高型なので正答です。
2.「くるま(車)」は共通語では平板型として扱われ、助詞を付けても語末直後に下降しません。
3.「さくら(桜)」も本問の共通語では平板型であり、尾高型ではありません。
4.「すいえい(水泳)」は平板型として発音され、最終モーラ直後のアクセント核を持ちません。
5.「でんわ(電話)」も平板型で、後続助詞へ高いピッチが続く型です。

覚えるポイント

尾高と平板は単語単独でなく助詞を付けて判別します。尾高は「語末まで高いが助詞で低下」、平板は「助詞まで高い」です。

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