25PM031第25回 言語聴覚士国家試験 過去問

臨床心理学

日本人によって確立された心理療法はどれか a.弁証法的行動療法 b.行動活性化療法 c.能動的空想法 d.森田療法 e.内観療法

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

日本で創始・体系化された心理療法は、森田正馬による森田療法と、吉本伊信が体系化した内観療法である。命題d・eの組合せ5が正答となる。

解説

森田療法は、不安や症状を無理に排除しようとするほど注意が症状へ集中する悪循環を捉え、「あるがまま」に受け入れながら目的本位の行動へ向かう。内観療法は、身近な人に対して「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」を具体的に振り返り、対人関係と自己理解を再構成する。弁証法的行動療法は米国のリネハン、行動活性化療法は行動理論に基づく海外で発展した治療、能動的空想法はユング心理学の流れにあるため、日本人が確立した二療法ではない。

選択肢の確認

1.「a 弁証法的行動療法、b 行動活性化療法」:誤り。いずれも日本で創始された療法ではない。
2.「a 弁証法的行動療法、e 内観療法」:誤り。内観療法は該当するが、弁証法的行動療法はリネハンが開発した。
3.「b 行動活性化療法、c 能動的空想法」:誤り。どちらも日本人が確立した組合せではない。
4.「c 能動的空想法、d 森田療法」:誤り。森田療法は該当するが、能動的空想法はユング派の技法である。
5.「d 森田療法、e 内観療法」:正しい。森田正馬と吉本伊信により日本で体系化された。

覚えるポイント

森田療法=あるがまま・目的本位、内観療法=三つの観点で対人関係を振り返る。創始者と中心技法を対にする。

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