Y2020M04Q172020年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

関係法令管理区域・施設基準

エックス線装置構造規格において、工業用等のエックス線装置のエックス線管について、次の文中の[ ]内に入れるA からC の語句又は数値の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 「工業用等のエックス線装置のエックス線管は、その焦点から [ A ] の距離における利用線錐以外の部分のエックス線の空気カーマ率が、波高値による定格管電圧が 200kV 未満のエックス線装置では、 [ B ] mGy/h 以下、波高値による定格管電圧が 200kV 以上のエックス線装置では、 [ C ] mGy/h 以下になるように遮へいされているものでなければならない。」 A B C

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

管電圧200 kV未満の漏えい上限は2.6 mGy/hです。管電圧200 kV以上の漏えい上限は4.3 mGy/hです。

解説

Aは「1m」です。漏えい線はX線管焦点から1 mで評価するためAは1mです。

Bは「2.6」です。200 kV未満の管電圧では2.6 mGy/h以下なのでBは2.6です。

Cは「4.3」です。200 kV以上の管電圧では4.3 mGy/h以下なのでCは4.3です。

選択肢の確認

1.5cm 77 115
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「5cm」は「1m」へ直す必要があります。漏えい線はX線管焦点から1 mで評価するためAは1mです。B欄の「77」は「2.6」へ直す必要があります。200 kV未満の管電圧では2.6 mGy/h以下なのでBは2.6です。C欄の「115」は「4.3」へ直す必要があります。200 kV以上の管電圧では4.3 mGy/h以下なのでCは4.3です。この列は誤りです。

2.5cm 155 232
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「5cm」は「1m」へ直す必要があります。漏えい線はX線管焦点から1 mで評価するためAは1mです。B欄の「155」は「2.6」へ直す必要があります。200 kV未満の管電圧では2.6 mGy/h以下なのでBは2.6です。C欄の「232」は「4.3」へ直す必要があります。200 kV以上の管電圧では4.3 mGy/h以下なのでCは4.3です。この列は誤りです。

3.1m 1.3 2.1
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 B欄の「1.3」は「2.6」へ直す必要があります。200 kV未満の管電圧では2.6 mGy/h以下なのでBは2.6です。C欄の「2.1」は「4.3」へ直す必要があります。200 kV以上の管電圧では4.3 mGy/h以下なのでCは4.3です。この列は誤りです。一方、A欄の「1m」は正しいです。漏えい線はX線管焦点から1 mで評価するためAは1mです。

4.1m 2.6 4.3
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 A=1m、B=2.6、C=4.3です。漏えい線はX線管焦点から1 mで評価するためAは1mです。200 kV未満の管電圧では2.6 mGy/h以下なのでBは2.6です。200 kV以上の管電圧では4.3 mGy/h以下なのでCは4.3です。

5.1m 6.5 10
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 B欄の「6.5」は「2.6」へ直す必要があります。200 kV未満の管電圧では2.6 mGy/h以下なのでBは2.6です。C欄の「10」は「4.3」へ直す必要があります。200 kV以上の管電圧では4.3 mGy/h以下なのでCは4.3です。この列は誤りです。一方、A欄の「1m」は正しいです。漏えい線はX線管焦点から1 mで評価するためAは1mです。

覚えるポイント

漏えい線の評価距離はX線管焦点から1 mです。構造規格は用途、定格管電圧、コンデンサ式か否かで安全条件を分けます。特定X線装置の表示事項は型式、定格出力、製造者名、製造年月です。

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