Y2020M10Q15|2020年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
次のA からE の事項について、電離放射線障害防止規則において、エックス線作業主任者の職務として規定されているものの全ての組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 管理区域における外部放射線による線量当量について、作業環境測定を行うこと。 B 外部放射線を測定するための放射線測定器について、1 年以内ごとに校正すること。 C 照射開始前及び照射中に、労働者が立入禁止区域に立ち入っていないことを確認すること。 D 作業環境測定の結果を、見やすい場所に掲示する等の方法によって、管理区域に立ち入る労働者に周知させること。 E 管理区域の標識が法令の規定に適合して設けられるように措置すること。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
放射線測定器の校正・性能維持は事業者側の管理であり、電離則第47条のX線作業主任者の職務ではありません。照射前と照射中に立入禁止区域へ労働者が入っていないことを確認するのは、X線作業主任者の立入管理職務です。
解説
Aは誤りです。管理区域における外部放射線による線量当量について、作業環境測定を行うことという条件では、管理区域の作業環境測定を実施するのは事業者の義務であり、X線作業主任者の職務としては列挙されていません。
Bは誤りです。外部放射線を測定するための放射線測定器について、1 年以内ごとに校正することという条件では、放射線測定器の校正・性能維持は事業者側の管理であり、電離則第47条のX線作業主任者の職務ではありません。
Cは正しいです。照射開始前及び照射中に、労働者が立入禁止区域に立ち入っていないことを確認することという条件では、照射前と照射中に立入禁止区域へ労働者が入っていないことを確認するのは、X線作業主任者の立入管理職務です。
Dは誤りです。作業環境測定の結果を、見やすい場所に掲示する等の方法によって、管理区域に立ち入る労働者に周知させることという条件では、作業環境測定結果の掲示等による周知は電離則第54条の事業者義務で、X線作業主任者の列挙職務ではありません。
Eは正しいです。管理区域の標識が法令の規定に適合して設けられるように措置することという条件では、管理区域の標識が法定条件に適合するように措置することは、X線作業主任者の電離則上の職務です。
選択肢の確認
1.A,B
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 Aを採用した点が誤りです。管理区域の作業環境測定を実施するのは事業者の義務であり、X線作業主任者の職務としては列挙されていません。Bを採用した点が誤りです。放射線測定器の校正・性能維持は事業者側の管理であり、電離則第47条のX線作業主任者の職務ではありません。Cを外した点も誤りです。照射前と照射中に立入禁止区域へ労働者が入っていないことを確認するのは、X線作業主任者の立入管理職務です。Eを外した点も誤りです。管理区域の標識が法定条件に適合するように措置することは、X線作業主任者の電離則上の職務です。
2.A,D
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 Aを採用した点が誤りです。管理区域の作業環境測定を実施するのは事業者の義務であり、X線作業主任者の職務としては列挙されていません。Dを採用した点が誤りです。作業環境測定結果の掲示等による周知は電離則第54条の事業者義務で、X線作業主任者の列挙職務ではありません。Cを外した点も誤りです。照射前と照射中に立入禁止区域へ労働者が入っていないことを確認するのは、X線作業主任者の立入管理職務です。Eを外した点も誤りです。管理区域の標識が法定条件に適合するように措置することは、X線作業主任者の電離則上の職務です。
3.B,C,E
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 Bを採用した点が誤りです。放射線測定器の校正・性能維持は事業者側の管理であり、電離則第47条のX線作業主任者の職務ではありません。
4.C,D,E
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 Dを採用した点が誤りです。作業環境測定結果の掲示等による周知は電離則第54条の事業者義務で、X線作業主任者の列挙職務ではありません。
5.C,E
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 Cは照射前と照射中に立入禁止区域へ労働者が入っていないことを確認するのは、X線作業主任者の立入管理職務です。また、Eは管理区域の標識が法定条件に適合するように措置することは、X線作業主任者の電離則上の職務です。
覚えるポイント
作業環境測定結果の掲示等による周知は電離則第54条の事業者義務で、X線作業主任者の列挙職務ではありません。管理区域の作業環境測定を実施するのは事業者の義務であり、X線作業主任者の職務としては列挙されていません。