Y2020M10Q222020年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

エックス線の測定に関する知識放射線量・単位

放射線防護のための被ばく線量の算定に関する次のA からD の記述について、正しいものの全ての組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 外部被ばくによる実効線量は、法令に基づき放射線測定器を装着した各部位の1cm 線量当量及び 70μm 線量当量を用いて算定する。 B 皮膚の等価線量は、エックス線については1cm 線量当量により算定する。 C 眼の水晶体の等価線量は、放射線の種類及びエネルギーに応じて、1cm 線量当量又は 70μm 線量当量のうちいずれか適切なものにより算定する。 D 妊娠と診断された女性の腹部表面の等価線量は、腹・大腿部における1cm 線量当量により算定する。

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

外部被ばくでは実効線量に1 cm線量当量、皮膚に70 μm線量当量を用います。水晶体は放射線の種類・エネルギーに応じて1 cm、3 mm又は70 μm線量当量から適切なものを選びます。外部被ばくの実効線量評価には、通常1 cm線量当量を実用量として用います。皮膚の等価線量評価には70 μm線量当量を用い、深部線量を表す1 cm線量当量とは区別します。

解説

条件を満たす記述は「C,D」です。
A:誤り。外部被ばくの実効線量評価には、通常1 cm線量当量を実用量として用います。
B:誤り。皮膚の等価線量評価には70 μm線量当量を用い、深部線量を表す1 cm線量当量とは区別します。
C:正しい。水晶体は放射線の種類・エネルギーに応じ、1 cm、3 mm又は70 μm線量当量のうち適切な量で評価します。
D:正しい。妊娠中の腹部表面で管理する等価線量には1 cm線量当量を用います。

選択肢の確認

1.A,B,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。外部被ばくの実効線量評価には、通常1 cm線量当量を実用量として用います。 Bは組合せに入れられません。皮膚の等価線量評価には70 μm線量当量を用い、深部線量を表す1 cm線量当量とは区別します。 Dは組合せに必要です。妊娠中の腹部表面で管理する等価線量には1 cm線量当量を用います。

2.A,B,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。外部被ばくの実効線量評価には、通常1 cm線量当量を実用量として用います。 Bは組合せに入れられません。皮膚の等価線量評価には70 μm線量当量を用い、深部線量を表す1 cm線量当量とは区別します。 Cは組合せに必要です。水晶体は放射線の種類・エネルギーに応じ、1 cm、3 mm又は70 μm線量当量のうち適切な量で評価します。

3.A,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。外部被ばくの実効線量評価には、通常1 cm線量当量を実用量として用います。 Dは組合せに必要です。妊娠中の腹部表面で管理する等価線量には1 cm線量当量を用います。

4.B,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Bは組合せに入れられません。皮膚の等価線量評価には70 μm線量当量を用い、深部線量を表す1 cm線量当量とは区別します。 Cは組合せに必要です。水晶体は放射線の種類・エネルギーに応じ、1 cm、3 mm又は70 μm線量当量のうち適切な量で評価します。

5.C,D
○ 判定:正答(記述は正しい)。Cは正しい記述です。水晶体は放射線の種類・エネルギーに応じ、1 cm、3 mm又は70 μm線量当量のうち適切な量で評価します。 Dは正しい記述です。妊娠中の腹部表面で管理する等価線量には1 cm線量当量を用います。

覚えるポイント

実効=1 cm、皮膚=70 μm、水晶体=1 cm/3 mm/70 μm、妊娠腹部表面=1 cmです。眼の水晶体は放射線の種類・エネルギーに応じ、1 cm、3 mm又は70 μm線量当量から適切な実用量を選びます。

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