Y2021M10Q15|2021年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
放射線業務従事者の被ばく限度として、労働安全衛生関係法令上、誤っているものは次のうちどれか。
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正解: 4
正答
(4)
この問題のポイント
緊急作業における皮膚の等価線量限度は1 Svです。妊娠と診断された時から出産までの腹部表面等価線量限度は2 mSvです。
解説
電離放射線障害防止規則第4条から第7条の通常作業の限度を用います。男性等の実効線量は100 mSv/5年かつ50 mSv/年、皮膚は500 mSv/年、水晶体は100 mSv/5年かつ50 mSv/年です。妊娠可能な女性と妊娠中の女性には別の短期限度があります。
選択肢の確認
1.緊急作業に従事しない男性の放射線業務従事者が受ける実効線量の限度……………………… 5 年間に100mSv、かつ、1 年間に50mSv
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 通常作業の実効線量限度は5年間100 mSvかつ1年間50 mSvです。
2.緊急作業に従事しない女性の放射線業務従事者(妊娠する可能性がないと診断されたもの及び妊娠と診断されたものを除く。)が受ける実効線量の限度……………………… 3 か月間に5mSv
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 妊娠する可能性がないと診断された者及び妊娠中の者を除く女性の実効線量限度は3か月5 mSvです。
3.男性の放射線業務従事者が緊急作業に従事する間に皮膚に受ける等価線量の限度……………………… 1Sv
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 緊急作業における皮膚の等価線量限度は1 Svです。通常作業の年500 mSvと区別します。
4.男性の放射線業務従事者が緊急作業(特例緊急作業を除く。)に従事する間に受ける実効線量の限度……………………… 250mSv
判定:正答(誤っている記述・組合せ)。 通常の緊急作業の実効線量限度は100 mSvです。250 mSvは原子力災害等の特例緊急作業に限る別枠で、一般の緊急作業へ適用できません。
5.妊娠と診断された女性の放射線業務従事者が腹部表面に受ける等価線量の限度……………………… 妊娠と診断されたときから出産までの間に2mSv
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 妊娠と診断された時から出産までの腹部表面等価線量限度は2 mSvです。3 mSv又は5 mSvではありません。
覚えるポイント
妊娠する可能性がないと診断された者及び妊娠中の者を除く女性の実効線量限度は3か月5 mSvです。通常作業の年500 mSvと区別します。