Y2019M10Q12|2019年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
放射線業務従事者の被ばく限度として、労働安全衛生関係法令上、誤っているものは次のうちどれか。 ただし、いずれの場合においても、放射線業務従事者は、緊急作業に従事しないものとする。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
妊娠と診断された時から出産までの腹部表面等価線量限度は2 mSvです。通常作業の実効線量限度は5年間100 mSvかつ1年間50 mSvで、長期区分と単年上限の両方を守ります。
解説
電離放射線障害防止規則第4条から第7条の通常作業の限度を用います。男性等の実効線量は100 mSv/5年かつ50 mSv/年、皮膚は500 mSv/年、当時の水晶体限度は150 mSv/年です。妊娠可能な女性と妊娠中の女性には別の短期限度があります。
選択肢の確認
1.男性の放射線業務従事者が受ける実効線量の限度 …………… 5 年間に100mSv、かつ、1 年間に50mSv
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 通常作業の実効線量限度は5年間100 mSvかつ1年間50 mSvで、長期区分と単年上限の両方を守ります。
2.男性の放射線業務従事者が眼の水晶体に受ける等価線量の限度…………………… 1 年間に300mSv
判定:正答(誤っている記述・組合せ)。 改正前の眼の水晶体等価線量限度は1年間150 mSvです。2021年4月施行後の5年100 mSvかつ年50 mSvと時点を分けます。
3.男性の放射線業務従事者が皮膚に受ける等価線量の限度…………………… 1 年間に500mSv
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 皮膚の等価線量限度は1年間500 mSvです。局所組織に対する等価線量であり、全身の実効線量とは別に管理します。
4.女性の放射線業務従事者(妊娠する可能性がないと診断されたもの及び妊娠と診断されたものを除く。)が受ける実効線量の限度…………………… 3 か月間に5mSv
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 妊娠可能な女性の実効線量限度は3か月につき5 mSvです。1か月につき3 mSv又は5 mSvとする期間設定は誤りです。
5.妊娠と診断された女性の放射線業務従事者が腹部表面に受ける等価線量の限度…………………… 妊娠中に2mSv
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 妊娠と診断された時から出産までの腹部表面等価線量限度は2 mSvです。3 mSv又は5 mSvではありません。
覚えるポイント
皮膚の等価線量限度は1年間500 mSvです。3 mSv又は5 mSvではありません。2021年4月施行後の5年100 mSvかつ年50 mSvと時点を分けます。