Y2019M10Q132019年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

関係法令管理区域・施設基準

工業用の特定エックス線装置を用いて放射線装置室で透視を行うときに講ずべき措置について述べた次の文中の[ ]内に入れるA からC の数値の組合せとして、労働安全衛生関係法令上、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 ただし、エックス線の照射中に透視作業従事労働者の身体の一部が当該装置の内部に入るおそれがあるものとする。 「定格管電流の [ A ] 倍以上の電流がエックス線管に通じたときに、直ちに、エックス線管回路を開放位にする自動装置を設けること。また、利用線錐中の受像器を通過したエックス線の空気中の空気カーマ率が、エックス線管の焦点から [ B ] m の距離において、 [ C ] μGy/h 以下になるようにすること。」 A B C

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

受像器通過後の利用線錐の空気カーマ率上限は17.4 μGy/hです。透視の空気カーマ率はX線管焦点から1 mで評価します。

解説

Aは「2」です。身体が内部へ入るおそれのある透視では定格管電流の2倍以上で回路を開放するためAは2です。

Bは「1」です。空気カーマ率の基準距離は焦点から1 mなのでBは1です。

Cは「17.4」です。受像器通過後の上限は17.4 μGy/hなのでCは17.4です。

選択肢の確認

1.1.5 1 30
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「1.5」は「2」へ直す必要があります。身体が内部へ入るおそれのある透視では定格管電流の2倍以上で回路を開放するためAは2です。C欄の「30」は「17.4」へ直す必要があります。受像器通過後の上限は17.4 μGy/hなのでCは17.4です。この列は誤りです。一方、B欄の「1」は正しいです。空気カーマ率の基準距離は焦点から1 mなのでBは1です。

2.1.5 5 17.4
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「1.5」は「2」へ直す必要があります。身体が内部へ入るおそれのある透視では定格管電流の2倍以上で回路を開放するためAは2です。B欄の「5」は「1」へ直す必要があります。空気カーマ率の基準距離は焦点から1 mなのでBは1です。この列は誤りです。一方、C欄の「17.4」は正しいです。受像器通過後の上限は17.4 μGy/hなのでCは17.4です。

3.2 1 30
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 C欄の「30」は「17.4」へ直す必要があります。受像器通過後の上限は17.4 μGy/hなのでCは17.4です。この列は誤りです。一方、A欄の「2」は正しいです。身体が内部へ入るおそれのある透視では定格管電流の2倍以上で回路を開放するためAは2です。B欄の「1」は正しいです。空気カーマ率の基準距離は焦点から1 mなのでBは1です。

4.2 1 17.4
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 A=2、B=1、C=17.4です。身体が内部へ入るおそれのある透視では定格管電流の2倍以上で回路を開放するためAは2です。空気カーマ率の基準距離は焦点から1 mなのでBは1です。受像器通過後の上限は17.4 μGy/hなのでCは17.4です。

5.2 5 30
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 B欄の「5」は「1」へ直す必要があります。空気カーマ率の基準距離は焦点から1 mなのでBは1です。C欄の「30」は「17.4」へ直す必要があります。受像器通過後の上限は17.4 μGy/hなのでCは17.4です。この列は誤りです。一方、A欄の「2」は正しいです。身体が内部へ入るおそれのある透視では定格管電流の2倍以上で回路を開放するためAは2です。

覚えるポイント

身体が透視装置内部へ入るおそれがある場合、定格管電流の2倍以上でX線管回路を開放します。構造規格は用途、定格管電圧、コンデンサ式か否かで安全条件を分けます。特定X線装置の表示事項は型式、定格出力、製造者名、製造年月です。

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