Y2018M04Q172018年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

関係法令線量限度・線量測定

エックス線装置を用いて放射線業務を行う作業場の作業環境測定に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、正しいものはどれか。

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

測定器による測定が著しく困難なら、電離則は計算による線量当量率又は線量当量の算出を明文で認めています。個々の作業環境測定結果について、測定の都度監督署長へ報告する規定はありません。

解説

電離放射線障害防止規則第53条から第55条により、管理区域は原則1か月以内ごとに測定します。装置を固定し、使用方法と遮蔽物の位置が一定な場合等は6か月以内ごとです。原則1 cm線量当量率又は1 cm線量当量を測定し、結果等を5年間保存します。

選択肢の確認

1.測定は、1 cm 線量当量率若しくは1 cm 線量当量及び70 μm 線量当量率若しくは70 μm線量当量について、行わなければならない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 作業環境測定は原則1 cm線量当量率又は1 cm線量当量です。70 µm量は1 cm量の10倍を超えるおそれがある場所で用いる例外で、常に両方を測るのではありません。

2.線量当量率又は線量当量は、いかなる場合も、放射線測定器を用いて測定することが必要であり、計算によって算出してはならない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 測定器による測定が著しく困難なら、電離則は計算による線量当量率又は線量当量の算出を明文で認めています。「いかなる場合も」とするのが誤りです。

3.測定を行ったときは、測定日時、測定方法及び測定結果のほか、測定を実施した者の氏名及びその有する資格について、記録しなければならない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 作業環境測定記録には実施者の氏名を残しますが、保有資格は法定記録事項に列挙されていません。氏名に資格まで付加した点が不適切です。

4.測定結果等の記録は、5 年間保存しなければならない。
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 作業環境測定の法定記録は5年間保存します。個人線量記録の30年と区別します。

5.測定を行ったときは、その結果を所轄労働基準監督署長に報告しなければならない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 個々の作業環境測定結果について、測定の都度監督署長へ報告する規定はありません。記録を5年間保存します。

覚えるポイント

作業環境測定記録には実施者の氏名を残しますが、保有資格は法定記録事項に列挙されていません。作業環境測定の法定記録は5年間保存します。個人線量記録の30年と区別します。

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