Y2023M10Q112023年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

関係法令管理区域・施設基準

エックス線装置を用いて放射線業務を行う場合の管理区域に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、正しいものはどれか。

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

一時立入りであっても管理区域内で外部被ばくを受け得るため、個人線量の測定対象です。放射線装置室の標識と管理区域の境界標識は目的が別です。

解説

管理区域の作業環境測定は電離則第53~55条に基づき、原則1か月以内ごとです。X線装置を固定し、使用方法と遮蔽物の位置が一定なら6か月以内ごとに緩和され、線量当量率又は線量当量を測定します。一時立入者の個人線量測定、必要者以外の立入制限、区域標識、個人結果と一般掲示の区別も別々に判断します。

選択肢の確認

1.管理区域に一時的に立ち入る労働者については、管理区域内において受ける外部被ばくによる線量を測定する必要はない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 一時立入りであっても管理区域内で外部被ばくを受け得るため、個人線量の測定対象です。常時従事者だけに測定を限りません。

2.管理区域には、放射線業務従事者以外の者が立ち入ることを禁止し、その旨を明示しなければならない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 立入りが禁止されるのは「業務上必要のある者以外」です。放射線業務従事者かどうかだけで一律に分ける表現は範囲が異なります。

3.放射線装置室内で放射線業務を行う場合、その室の入口に放射線装置室である旨の標識を掲げたときは、管理区域を標識により明示する必要はない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 放射線装置室の標識と管理区域の境界標識は目的が別です。装置室入口を表示しても、管理区域そのものを標識で明示する義務は残ります。

4.管理区域内の労働者の見やすい場所に、放射線業務従事者が受けた外部被ばくによる線量の測定結果の一定期間ごとの記録を掲示しなければならない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 個人線量の算定結果は遅滞なく本人へ通知し、記録を保存します。各人の測定結果を管理区域内へ掲示する義務ではありません。

5.管理区域内でエックス線装置を固定して使用する場合で、使用の方法及び遮へい物の位置が一定しているときは、6 か月以内ごとに1 回、定期に、外部放射線による線量当量率又は線量当量に係る作業環境測定を行わなければならない。
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 管理区域の作業環境測定は原則1か月以内ごとです。X線装置を固定し、使用方法と遮蔽物の位置が一定である場合等に限り6か月以内ごとの例外を使えます。

覚えるポイント

管理区域の作業環境測定は原則1か月以内ごとです。立入りが禁止されるのは「業務上必要のある者以外」です。常時従事者だけに測定を限りません。

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