Y2024M04Q30|2024年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
標準線源から1m の距離において、電離箱式サーベイメータの積算モードでの校正を行ったところ、指針が目盛りスケール上のある目盛りまで振れるのに24 秒かかった。この目盛りの正しい値は次のうちどれか。 ただし、この標準線源から1m の距離における1cm 線量当量率は3mSv/h とする。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
微弱場の探索には高感度なGM式又はシンチレーション式、高線量率の定量には数え落としのない電離箱式が適します。単位を一種類へそろえ、関係式への代入、途中量の確認、最終単位への換算の順で進めます。入射窓と検出媒体により低エネルギー側の応答限界も変わります。
解説
微弱場の探索には高感度なGM式又はシンチレーション式、高線量率の定量には数え落としのない電離箱式が適します。入射窓と検出媒体により低エネルギー側の応答限界も変わります。
実際の数値又は記号を代入すると、積算線量は線量率×時間です。3 mSv/h×(24/3600) h=0.020 mSv=20 μSvとなるため、目盛りは20 μSvです。
選択肢の確認
1.10μSv
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。10 μSvは、3 mSv/h=3000 μSv/hでt=10/3000×3600=12秒の積算に相当します。問題の24秒とは一致せず、mSvからμSv又は秒から時間の換算が違います。
2.15μSv
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。15 μSvは、3 mSv/h=3000 μSv/hでt=15/3000×3600=18秒の積算に相当します。問題の24秒とは一致せず、mSvからμSv又は秒から時間の換算が違います。
3.20μSv
○ 判定:正答(記述は正しい)。積算線量は線量率×時間です。3 mSv/h×(24/3600) h=0.020 mSv=20 μSvとなるため、目盛りは20 μSvです。 未丸めの計算値を選択肢の精度で照合すると20となります。
4.30μSv
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。30 μSvは、3 mSv/h=3000 μSv/hでt=30/3000×3600=36秒の積算に相当します。問題の24秒とは一致せず、mSvからμSv又は秒から時間の換算が違います。
5.45μSv
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。45 μSvは、3 mSv/h=3000 μSv/hでt=45/3000×3600=54秒の積算に相当します。問題の24秒とは一致せず、mSvからμSv又は秒から時間の換算が違います。
覚えるポイント
積算線量D、線量率Ḋ、時間tにはD=Ḋtの関係があります。mSv/hと秒を混在させず、mSvをμSvへ、秒を時間へそろえてから積を取ります。