Y2024M10Q172024年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

関係法令管理区域・施設基準

電離放射線健康診断(以下「健康診断」という。)に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。 ただし、労働者は緊急作業に従事しないものとする。

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正解: 2

正答

(2)

この問題のポイント

個人線量記録と電離放射線健康診断個人票は原則30年間保存します。健康診断の被ばく歴の有無の調査と評価は必須で、医師判断による省略対象ではありません。

解説

電離放射線障害防止規則第56条から第59条が根拠です。被ばく歴の有無と評価は省略できず、他の検査は法定条件と医師の判断により省略できます。個人票は原則30年間保存し、異常所見者については3か月以内に医師の意見を聴きます。

選択肢の確認

1.管理区域に一時的に立ち入るが、放射線業務に常時従事していない労働者に対しては、健康診断を行う必要はない。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 管理区域に一時的に立ち入る労働者も外部被ばく線量の測定対象ですが、放射線業務に常時従事しない者は定期電離放射線健康診断の対象とは限りません。

2.放射線業務歴のない者を雇い入れて放射線業務に就かせるときに行う健康診断において、医師が必要でないと認めるときは、「白血球数及び白血球百分率の検査」を除く他の検査項目の全部又は一部について省略することができる。
判定:正答(誤っている記述・組合せ)。 雇入れ時に被ばく歴がなく医師が不要と認めても、白血球検査だけを残して他項目を一括省略する規定ではありません。省略は線源の種類等に応じた眼の検査など法定範囲に限られます。

3.定期の健康診断において、医師が必要でないと認めるときは、「被ばく歴の有無の調査及びその評価」を除く他の検査項目の全部又は一部について省略することができる。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 健康診断の被ばく歴の有無の調査と評価は必須で、医師判断による省略対象ではありません。

4.事業場において実施した健康診断の結果、健康診断の項目に異常の所見があると診断された労働者については、健康を保持するため必要な措置について、健康診断が行われた日から3か月以内に、医師の意見を聴かなければならない。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 異常所見がある労働者については、健康診断日から3か月以内に医師の意見を聴きます。

5.健康診断の結果に基づき、電離放射線健康診断個人票を作成し、原則として、30 年間保存しなければならない。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 個人線量記録と電離放射線健康診断個人票は原則30年間保存します。所定機関への引渡しによる例外があります。

覚えるポイント

異常所見がある労働者については、健康診断日から3か月以内に医師の意見を聴きます。所定機関への引渡しによる例外があります。雇入れ時に被ばく歴がなく医師が不要と認めても、白血球検査だけを残して他項目を一括省略する規定ではありません。

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