Y2024M10Q182024年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

関係法令管理区域・施設基準

工業用の特定エックス線装置を用いて放射線装置室で透視を行うときに講ずべき措置について述べた次の文中の[ ]内に入れるA からC の語句又は数値の組合せとして、労働安全衛生関係法令上、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 ただし、エックス線の照射中に透視作業従事労働者の身体の一部が当該装置の内部に入るおそれがあるものとする。 「利用線錐中の受像器を通過したエックス線の空気中の[ A ]が、エックス線管の焦点から[ B ]m の距離において、[ C ]µGy/h 以下になるようにすること。」 A B C

解答・解説を見る

正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

基準位置はX線管焦点から1 mです。透視で受像器を通過した利用線錐は空気カーマ率で規制します。

解説

Aは「空気カーマ率」です。受像器通過後の利用線錐は空気カーマ率で規制するためAは空気カーマ率です。

Bは「1」です。基準距離はX線管焦点から1 mなのでBは1です。

Cは「17.4」です。焦点1 mでの上限が17.4 μGy/hなのでCは17.4です。

選択肢の確認

1.吸収線量 1 17.4
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「吸収線量」は「空気カーマ率」へ直す必要があります。受像器通過後の利用線錐は空気カーマ率で規制するためAは空気カーマ率です。この列は誤りです。一方、B欄の「1」は正しいです。基準距離はX線管焦点から1 mなのでBは1です。C欄の「17.4」は正しいです。焦点1 mでの上限が17.4 μGy/hなのでCは17.4です。

2.吸収線量 1 30
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「吸収線量」は「空気カーマ率」へ直す必要があります。受像器通過後の利用線錐は空気カーマ率で規制するためAは空気カーマ率です。C欄の「30」は「17.4」へ直す必要があります。焦点1 mでの上限が17.4 μGy/hなのでCは17.4です。この列は誤りです。一方、B欄の「1」は正しいです。基準距離はX線管焦点から1 mなのでBは1です。

3.吸収線量 5 30
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「吸収線量」は「空気カーマ率」へ直す必要があります。受像器通過後の利用線錐は空気カーマ率で規制するためAは空気カーマ率です。B欄の「5」は「1」へ直す必要があります。基準距離はX線管焦点から1 mなのでBは1です。C欄の「30」は「17.4」へ直す必要があります。焦点1 mでの上限が17.4 μGy/hなのでCは17.4です。この列は誤りです。

4.空気カーマ率 1 17.4
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 A=空気カーマ率、B=1、C=17.4です。受像器通過後の利用線錐は空気カーマ率で規制するためAは空気カーマ率です。基準距離はX線管焦点から1 mなのでBは1です。焦点1 mでの上限が17.4 μGy/hなのでCは17.4です。

5.空気カーマ率 5 17.4
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 B欄の「5」は「1」へ直す必要があります。基準距離はX線管焦点から1 mなのでBは1です。この列は誤りです。一方、A欄の「空気カーマ率」は正しいです。受像器通過後の利用線錐は空気カーマ率で規制するためAは空気カーマ率です。C欄の「17.4」は正しいです。焦点1 mでの上限が17.4 μGy/hなのでCは17.4です。

覚えるポイント

受像器通過後の空気カーマ率上限は17.4 μGy/hです。加えて、構造規格は用途、定格管電圧、コンデンサ式か否かで安全条件を分けます。特定X線装置の表示事項は型式、定格出力、製造者名、製造年月です。

関連問題

Y2024M10Q17Y2024M10Q19
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)