32AM57|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論血液・腎・栄養急性骨髄性白血病・鉄欠乏性貧血・ITP・ネフローゼ・ビタミンB1欠乏
出血性素因について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、出血性素因の病態を血小板、凝固因子、ビタミンと関連づけて判断します。
特発性血小板減少性紫斑病は、血小板に対する自己抗体が関与する自己免疫疾患です。
解説
止血は大きく、一次止血と二次止血に分けて考えます。一次止血では血小板が集まり、血小板血栓を作ります。二次止血では凝固因子が働き、フィブリンが形成されて血栓を安定化します。
特発性血小板減少性紫斑病では、自己抗体により血小板が破壊され、血小板数が減少します。その結果、紫斑、点状出血、鼻出血、歯肉出血などの出血傾向がみられます。
血液凝固にはビタミンKが重要です。血友病はX連鎖性潜性遺伝で、男性に多くみられます。
ひっかけポイント
一次止血は血小板、二次止血はフィブリンです。血友病は男性に多い疾患です。
選択肢の確認
1.一次血栓はフィブリンで構成される。
誤り。
一次血栓は主に血小板で構成されます。フィブリンは二次止血で血栓を安定化します。
2.血液凝固反応にはビタミンCが重要である。
誤り。
血液凝固反応にはビタミンKが重要です。ビタミンC欠乏では血管脆弱性などが問題になります。
3.血友病は男性には認められない。
誤り。
血友病はX連鎖性潜性遺伝で、男性に多く発症します。男性に認められないという記述は誤りです。
4.特発性血小板減少性紫斑病は自己免疫疾患である。
正しい。
特発性血小板減少性紫斑病では血小板に対する自己抗体が関与し、血小板が減少します。自己免疫疾患として扱います。
覚えるポイント
- 一次止血は血小板が中心です。
- 二次止血は凝固因子とフィブリンが中心です。
- 血液凝固にはビタミンKが重要です。
- 特発性血小板減少性紫斑病は自己免疫疾患です。