32PM146|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論弁証論治・要穴治療難経六十九難・心火・絡穴・足陽明病証・十二刺・痰湿・胃熱・湿熱・腎陽虚
右足の第1趾と第2趾に慢性的な痛みがある患者に対し、表裏する経脈を同時に治療する目的で用いる要穴として最も適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、足趾の痛みに対して、表裏関係にある経脈を同時に治療する要穴を選びます。
表裏する経脈を同時に治療する目的では、絡穴を考えます。
解説
絡穴は、表裏関係にある経脈を連絡する要穴です。足の第1趾と第2趾の痛みでは、足太陰脾経と足陽明胃経、または足厥陰肝経などの走行を考えますが、表裏する経脈を同時に治療する目的という点から、絡穴が重要です。
選択肢の中で絡穴に該当するのは公孫です。公孫は足太陰脾経の絡穴で、表裏関係にある足陽明胃経にも働きかける目的で用いられます。
行間は肝経の滎火穴、衝陽は胃経の原穴、中都は肝経の郄穴です。表裏経を同時に治療する要穴としては公孫が最も適切です。
ひっかけポイント
表裏経をつなぐ要穴といえば絡穴です。公孫は脾経の絡穴です。
選択肢の確認
1.行間
誤り。
行間は足厥陰肝経の滎火穴です。肝経の熱や気滞に用いられますが、表裏経を同時に治療する絡穴ではありません。
2.公孫
正しい。
公孫は足太陰脾経の絡穴です。絡穴は表裏関係にある経脈を連絡するため、表裏経を同時に治療する目的に合います。
3.衝陽
誤り。
衝陽は足陽明胃経の原穴です。胃経の原気に関係する要穴ですが、表裏経を連絡する絡穴ではありません。
4.中都
誤り。
中都は足厥陰肝経の郄穴です。急性症状や痛みに用いられることがありますが、表裏経を同時に治療する目的では公孫が適切です。
覚えるポイント
- 表裏する経脈を連絡する要穴は絡穴です。
- 公孫は足太陰脾経の絡穴です。
- 行間は肝経の滎火穴です。
- 衝陽は胃経の原穴、中都は肝経の郄穴です。