32PM143|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論弁証論治・要穴治療難経六十九難・心火・絡穴・足陽明病証・十二刺・痰湿・胃熱・湿熱・腎陽虚
六部定位脈診で右手寸口の沈が虚している場合、難経六十九難に基づく配穴で適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、六部定位脈診と難経六十九難の補法を組み合わせて考えます。
右手寸口の沈は肺をみる部位として扱います。虚している場合は、肺金の母である土を補う配穴を考えます。
解説
難経六十九難では、虚証ではその母を補い、実証ではその子を瀉すという治療原則があります。
肺は五行では金に属します。金の母は土です。肺金が虚している場合、肺経の土穴と、母である脾経の土穴を用いる配穴が適切です。
肺経の兪土穴は太淵、脾経の兪土穴は太白です。したがって、太淵と太白の組合せが正答です。
ひっかけポイント
虚すればその母を補います。肺は金、金の母は土、肺経の土穴と脾経の土穴を選びます。
選択肢の確認
1.太淵と太白
正しい。
太淵は肺経の兪土穴、太白は脾経の兪土穴です。肺金の虚に対して母である土を補う配穴として適切です。
2.復溜と経渠
誤り。
復溜は腎経の経金穴、経渠は肺経の経金穴です。金を補う組合せですが、難経六十九難で肺虚に対して母の土を補う配穴ではありません。
3.曲泉と陰谷
誤り。
曲泉は肝経の合水穴、陰谷は腎経の合水穴です。肺金の虚に対する配穴としては適切ではありません。
4.大都と少府
誤り。
大都は脾経の滎火穴、少府は心経の滎火穴です。火の組合せであり、肺金の虚に対して母である土を補う配穴ではありません。
覚えるポイント
- 難経六十九難では、虚すればその母を補います。
- 肺は五行で金に属します。
- 金の母は土です。
- 肺経の土穴は太淵、脾経の土穴は太白です。