33PM134|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論神経障害・運動器の施術L5神経根・肘部管・手根管・テニス肘・コンパートメント・投球障害
肘部管症候群の原因となる筋の触察部位として最も適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
肘部管で尺骨神経を圧迫し得る筋と、その筋の走行を触察部位から同定する問題です。尺側手根屈筋は上腕骨内側上顆付近から豆状骨へ走ります。
解説
尺骨神経は肘の内側で上腕骨内側上顆後方を通り、尺側手根屈筋の上腕頭と尺骨頭の間へ入ります。この部位で圧迫されるのが肘部管症候群です。尺側手根屈筋は上腕骨内側上顆などから起こり、豆状骨へ停止するため、内側上顆下縁から豆状骨へ向かう線上で触察します。
小指・環指尺側のしびれや手内筋筋力低下が進む場合は、神経障害として医療評価が必要です。
選択肢の確認
1.上腕骨内側上顆下縁から舟状骨:誤り。内側上顆から舟状骨へ向かうのは橈側手根屈筋の走行に近く、肘部管の原因筋ではありません。
2.上腕骨内側上顆下縁から豆状骨:正しい。内側上顆から豆状骨へ走る尺側手根屈筋を示し、尺骨神経が二頭間を通るため正しいです。
3.上腕骨外側上顆上縁から橈骨茎状突起:誤り。外側上顆上縁から橈骨茎状突起へ向かうのは腕橈骨筋など外側筋群の走行に近いです。
4.上腕骨外側上顆下縁から手関節後面横紋中央:誤り。外側上顆下縁から手関節後面中央へ向かうのは前腕伸筋群の走行で、肘部管の原因筋ではありません。
覚えるポイント
- 肘部管症候群は尺骨神経障害。
- 尺骨神経は尺側手根屈筋の二頭間へ入る。
- 尺側手根屈筋は内側上顆側から豆状骨へ走る。
- 感覚障害は小指・環指尺側が中心。