34AM65|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論循環器・腎泌尿器・内分泌代謝心房細動・狭心症・腎疾患・糖尿病・褐色細胞腫
前立腺肥大症について最も適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、前立腺肥大症の症状と前立腺癌との違いが問われています。
前立腺肥大症では、尿道が圧迫されることで排尿症状が出ます。夜間頻尿は代表的な症状です。
解説
前立腺肥大症は、高齢男性に多い良性疾患です。前立腺が肥大して尿道を圧迫し、排尿困難、尿勢低下、残尿感、頻尿、夜間頻尿などを生じます。
PSAは前立腺癌の評価で重要ですが、前立腺肥大症でも軽度上昇することがあります。ただし、極めて高値となる場合は前立腺癌などを考える必要があります。
直腸指診で石のように硬い前立腺を触知する所見は、前立腺癌で疑われる所見です。前立腺肥大症では一般に弾性硬で、びまん性に腫大します。
ひっかけポイント
前立腺肥大症は良性で排尿症状が中心です。石のように硬い、PSAが極めて高い、という表現は前立腺癌を疑います。
選択肢の確認
1.PSA値が極めて高値となる。
誤り。
前立腺肥大症でもPSAが上昇することはありますが、極めて高値の場合は前立腺癌などを考えます。前立腺肥大症の最も適切な説明ではありません。
2.直腸指診で石のように硬い前立腺を触知する。
誤り。
石のように硬い前立腺は前立腺癌で疑われる所見です。前立腺肥大症では一般に弾性硬で、びまん性の腫大がみられます。
3.夜間頻尿がみられる。
正しい。
前立腺肥大症では尿道圧迫により頻尿、夜間頻尿、排尿困難、尿勢低下、残尿感などがみられます。
4.ホルモン補充療法が有効である。
誤り。
前立腺肥大症の治療では、α1遮断薬や5α還元酵素阻害薬、手術療法などを考えます。ホルモン補充療法が有効という説明は不適切です。
覚えるポイント
- 前立腺肥大症は高齢男性に多い良性疾患です。
- 主な症状は排尿困難、尿勢低下、残尿感、頻尿、夜間頻尿です。
- 石のように硬い前立腺は前立腺癌を疑います。
- PSAが極めて高値なら前立腺癌などの評価が必要です。