32PM129|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
東洋医学概論臓腑論五臓六腑・生理作用
糟粕の伝化が失調して起こる便秘を改善するために、高めるべき補助作用として最も適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、便通と臓腑の関係、特に肺の粛降作用を確認します。
東洋医学では、肺と大腸は表裏関係にあり、肺の気の下降は大腸の伝導にも関係すると考えます。
解説
糟粕とは、飲食物から必要なものが吸収された後の不要物です。大腸は糟粕を伝導し、便として排出します。
この大腸の伝導には、肺の粛降作用が補助的に関係します。肺気が下へ降りることで、大腸の気も下へ動き、排便が助けられると考えます。
胃の受納は飲食物を受け入れる働き、小腸の受盛は胃から送られた内容物を受ける働き、腎の気化は水液代謝や尿生成に関係します。
ひっかけポイント
便秘は大腸だけでなく、肺の粛降とも関係します。肺と大腸は表裏関係として覚えます。
選択肢の確認
1.胃の受納
誤り。
胃の受納は飲食物を受け入れる働きです。糟粕の伝化による便秘を改善する補助作用としては、肺の粛降が適切です。
2.腎の気化
誤り。
腎の気化は水液代謝や尿の生成・排泄に関係します。便秘改善の補助作用として最も適切なのは肺の粛降です。
3.小腸の受盛
誤り。
小腸の受盛は胃から送られた飲食物を受け取る働きです。糟粕の排出を助ける補助作用としては肺の粛降を考えます。
4.肺の粛降
正しい。
肺の粛降作用は気を下方へ降ろす働きで、大腸の伝導を助けると考えます。糟粕の伝化失調による便秘の改善に関係します。
覚えるポイント
- 肺と大腸は表裏関係です。
- 肺の粛降は大腸の伝導を助けます。
- 胃は受納、小腸は受盛、腎は気化として整理します。