34AM39第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

臨床医学症候学腹痛・胸痛

左下腹部痛をきたす疾患として最も適切なのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、腹痛の部位と疾患の対応を確認します。

左下腹部痛では、下行結腸、S状結腸、直腸などの大腸疾患を考えます。

解説

潰瘍性大腸炎は、大腸粘膜に慢性的な炎症を起こす炎症性腸疾患です。直腸から連続性に病変が広がることが多く、腹痛、下痢、粘血便などをきたします。

左側大腸やS状結腸、直腸の病変では、左下腹部痛がみられることがあります。

化膿性胆管炎は右上腹部痛、発熱、黄疸などが重要です。急性虫垂炎は右下腹部痛、急性胃潰瘍は心窩部痛が中心です。

ひっかけポイント
腹痛問題では、痛む部位と臓器の位置を先に考えます。左下腹部は大腸、特にS状結腸や直腸周辺を意識します。

選択肢の確認

1.化膿性胆管炎
誤り。
化膿性胆管炎では右季肋部痛、発熱、黄疸などがみられます。左下腹部痛をきたす疾患としては不適切です。

2.潰瘍性大腸炎
正しい。
潰瘍性大腸炎は大腸粘膜の炎症で、下痢、粘血便、腹痛を起こします。左側大腸に病変がある場合、左下腹部痛をきたします。

3.急性虫垂炎
誤り。
急性虫垂炎では典型的には右下腹部痛がみられます。左下腹部痛をきたす疾患として最も適切ではありません。

4.急性胃潰瘍
誤り。
急性胃潰瘍では心窩部痛や吐血、黒色便などが問題になります。左下腹部痛が主となる疾患ではありません。

覚えるポイント

  • 左下腹部痛では大腸疾患を考えます。
  • 潰瘍性大腸炎では下痢、粘血便、腹痛が重要です。
  • 胆管炎は右季肋部痛、虫垂炎は右下腹部痛、胃潰瘍は心窩部痛で整理します。

関連問題

34AM3834AM40
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)