R05A112|令和5年度 准看護師試験 過去問
腰椎椎間板ヘルニアの患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、腰椎椎間板ヘルニアの神経症状と注意すべき異常が問われています。
腰椎椎間板ヘルニアでは、腰痛、下肢痛、しびれに加えて、重症では膀胱直腸障害に注意します。
解説
腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板の一部が突出し、神経根や馬尾を圧迫することで症状が出る疾患です。腰痛、下肢のしびれや痛み、筋力低下などがみられます。
特に注意が必要なのは、膀胱直腸障害です。排尿困難、尿閉、尿失禁、便失禁、会陰部のしびれなどは、馬尾障害を疑う重要なサインです。これらがあれば速やかに報告します。
腰椎の病変では、主に下肢のしびれや痛みを観察します。上肢のしびれは頸椎疾患などでみられやすい症状です。
手術後の体位変換は、脊柱のねじれを避け、医師や看護師の指示に従って行います。自由に行ってもらうのは危険です。
体重増加は腰椎への負担を増やすため、体重コントロールや姿勢、動作の工夫も重要です。
安全管理上のポイント
下肢のしびれ、筋力低下、歩行障害、排尿障害、便失禁、会陰部しびれ、強い疼痛を観察します。膀胱直腸障害は速やかな報告が必要です。
選択肢の確認
1.上肢のしびれを観察する。
誤り。
腰椎椎間板ヘルニアでは、主に下肢のしびれや痛みを観察します。上肢症状は頸椎疾患などでみられやすいです。
2.膀胱直腸障害に注意する。
適切である。
腰椎椎間板ヘルニアで馬尾が圧迫されると、排尿障害や便失禁などの膀胱直腸障害が起こることがあります。
3.手術後の体位変換は自分で自由に行ってもらう。
誤り。
手術後は脊柱のねじれや創部への負担を避ける必要があります。指示に従い、安全に体位変換を介助します。
4.体重コントロールは必要ない。
誤り。
体重増加は腰椎への負担を増やします。体重コントロール、姿勢、動作の工夫が大切です。
覚えるポイント
- 腰椎椎間板ヘルニアでは下肢症状を観察する。
- 膀胱直腸障害は重要な報告サインである。
- 排尿困難、尿閉、便失禁、会陰部しびれに注意する。
- 術後の体位変換は指示に従い、脊柱のねじれを避ける。
- 体重管理と腰に負担をかけない動作が重要である。