R07A112|令和7年度 准看護師試験 過去問
義足を装着する患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、義足装着患者の自己管理と断端ケアが問われています。
義足は、断端の状態や体重変化によって適合が変わります。適合が悪いと、痛み、皮膚損傷、歩行障害、転倒につながるため、日常的な観察と管理が重要です。
解説
義足を使用する患者では、体重が増加すると義足のソケットが合わなくなり、断端への圧迫や摩擦が強くなることがあります。そのため、体重が大きく変化しないように生活を整えることが大切です。
断端ソックスは汗や皮脂で汚れやすく、皮膚トラブルや感染予防のため、清潔に保つ必要があります。1週間ごとではなく、毎日交換することが基本です。
義足の金属部分や部品は、患者自身も日常的に点検し、ゆるみ、破損、異音、違和感があれば早めに相談します。小さな故障でも転倒やけがにつながるため、次の受診日まで放置しないことが大切です。
准看護師としての観察ポイント
断端の発赤、腫脹、びらん、水疱、疼痛、発汗、におい、義足装着時の違和感、歩行状態、転倒リスクを観察します。皮膚損傷や義足の不具合があれば、看護師や義肢装具士へつなぎます。
選択肢の確認
1.断端ソックスは1週間ごとに取り替えるよう説明する。
誤り。
断端ソックスは汗や皮脂で汚れやすいため、毎日交換して清潔に保つことが大切です。1週間ごとの交換では皮膚トラブルや感染の原因になります。
2.体重が増加しないよう説明する。
適切である。
体重が増加すると、義足の適合が悪くなり、断端の圧迫、痛み、皮膚損傷、歩行困難につながります。体重管理は義足を安全に使うために重要です。
3.金属部分の手入れは義肢装具士に任せるよう説明する。
誤り。
専門的な調整は義肢装具士が行いますが、日常的な清掃や点検は患者自身も行います。ゆるみや破損、異音があれば早めに相談します。
4.装具の小さな故障であれば、次の受診日に医師に伝えるよう説明する。
誤り。
小さな故障でも転倒や皮膚損傷につながることがあります。次の受診日まで待たず、早めに医療者や義肢装具士へ相談するよう説明します。
覚えるポイント
- 義足は、体重変化や断端の状態で適合が変わる。
- 体重増加は義足不適合の原因になる。
- 断端ソックスは毎日交換し、清潔を保つ。
- 断端の発赤、水疱、痛み、びらんを観察する。
- 義足の破損や違和感は早めに相談する。