R05A32令和5年度 准看護師試験 過去問

感染予防と医療安全医療安全・事故防止ヒューマンエラー・安全管理

医療安全について、正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、医療安全の基本的な考え方が問われています。

医療安全では、「人は間違えることがある」という前提に立ち、個人を責めるだけでなく、システム全体で再発防止を考えます。

解説

医療現場では、多職種が関わり、薬剤、検査、処置、移送、記録など多くの業務が連続しています。そのため、ヒューマンエラーは起こりうるものとして考え、確認方法や環境を整えることが重要です。

事故が起きたときは、個人の責任追及だけで終わらせるのではなく、なぜ起きたのかを分析し、手順、表示、連絡方法、ダブルチェック、教育体制などを見直します。

過失がある場合には法的責任が問われることがあります。また、看護職は患者の近くでケアや観察、与薬、移動介助などを行うため、医療事故の当事者となる可能性があります。

安全管理上のポイント
患者確認、指示確認、薬剤確認、転倒予防、感染予防、記録と報告を確実に行います。迷ったときやいつもと違う状況では、自己判断で進めず確認します。

選択肢の確認

1.ヒューマンエラーは起こりうることが前提である。
正しい。
医療安全では、人は間違えることがあるという前提に立ち、エラーが事故につながらない仕組みを整えます。

2.過失では法的責任は問われない。
誤り。
過失がある場合には、民事責任、刑事責任、行政上の責任などが問われることがあります。

3.事故後の再発防止のために個人の責任を追及する。
誤り。
再発防止では個人を責めるだけでは不十分です。背景要因やシステムの問題を分析し、改善につなげることが重要です。

4.看護職は医療事故の当事者となる可能性は低い。
誤り。
看護職は患者に直接関わる場面が多く、医療事故の当事者となる可能性があります。日常的な安全確認が重要です。

覚えるポイント

  • 医療安全ではヒューマンエラーは起こりうると考える。
  • 再発防止では個人だけでなくシステムを見直す。
  • 過失があれば法的責任を問われることがある。
  • 看護職も医療事故の当事者となる可能性がある。
  • 確認、報告、記録は医療安全の基本である。

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