R06A36|令和6年度 准看護師試験 過去問
感染予防と医療安全医療安全・事故防止ヒューマンエラー・安全管理
医療安全について、正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、医療安全とインシデントの基本が問われています。
医療事故に至らず、未然に防げた事象をインシデントといいます。
解説
インシデントは、患者に重大な影響が出る前に気づいた、または事故に至らなかった出来事を指します。いわゆるヒヤリ・ハットも含めて考えます。
医療安全では、個人を責めることよりも、なぜ起きたのか、どうすれば再発を防げるのかをチームで考えることが重要です。
ヒューマンエラーを完全にゼロにすることは現実的ではありません。そのため、確認手順、ダブルチェック、環境整備、声出し確認、報告しやすい文化づくりが大切です。
安全管理上のポイント
インシデントは隠さず報告します。報告は責めるためではなく、同じ事故を防ぎ、患者の安全を守るために行います。
選択肢の確認
1.医療事故が未然に防げた事象をインシデントという。
正しい。
患者に大きな被害が生じる前に防げた事象や、事故に至らなかった事象をインシデントといいます。
2.療養上の世話で最も多い医療事故は食事の介助である。
誤り。
療養上の世話では、転倒・転落などの事故が重要です。食事介助だけを最も多い事故として覚えるのは適切ではありません。
3.個人の責任を追及することが重要である。
誤り。
医療安全では、個人の責任追及だけでなく、システムや環境、手順の問題を見直すことが重要です。
4.ヒューマンエラーはゼロにしなければならない。
誤り。
ヒューマンエラーを完全にゼロにすることは困難です。エラーが起きても事故につながらない仕組みづくりが重要です。
覚えるポイント
- 医療事故が未然に防げた事象はインシデントです。
- インシデント報告は再発防止のために行います。
- 個人責任の追及だけでなく、システム改善が重要です。
- 確認、報告、ダブルチェック、環境整備が医療安全につながります。