R05A61|令和5年度 准看護師試験 過去問
持続的導尿について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、持続的導尿の感染予防と管理方法が問われています。
持続的導尿では、尿路感染を防ぐために、カテーテル挿入時の無菌操作、閉鎖式回路の保持、蓄尿バッグの位置管理が重要です。
解説
持続的導尿は、尿道から膀胱内にカテーテルを留置し、尿を持続的に排出する方法です。尿道から膀胱へ細菌が入りやすくなるため、カテーテル挿入は無菌操作で行います。
カテーテル挿入後は、閉鎖式回路を保ち、不要な接続の開放を避けます。蓄尿バッグは尿の逆流を防ぐため、常に膀胱より低い位置に保ちます。
カテーテルのサイズは、成人では一般に12Frから16Fr程度が用いられることが多く、6Frから8Frは細すぎます。女性の場合、カテーテルは大腿部などに固定し、牽引や屈曲を防ぎます。上腹部に固定するのは適切ではありません。
感染予防のポイント
持続的導尿中は、尿の色、混濁、浮遊物、血尿、尿量、発熱、下腹部痛、尿漏れ、カテーテルの屈曲や閉塞を観察します。尿路感染が疑われる症状があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.カテーテルの挿入は無菌操作で行う。
適切である。
カテーテル挿入時に細菌が膀胱内へ入ると尿路感染の原因になります。挿入は無菌操作で行います。
2.カテーテルのサイズは 6 Fr ~ 8 Fr が一般的である。
誤り。
成人の持続的導尿では、一般に12Frから16Fr程度が用いられることが多いです。6Frから8Frは一般的な成人用としては細すぎます。
3.女性の場合、カテーテルは上腹部に固定する。
誤り。
女性では大腿部などに固定し、カテーテルの牽引や屈曲を防ぎます。上腹部に固定するのは適切ではありません。
4.蓄尿バッグは膀胱より高い位置で固定する。
誤り。
蓄尿バッグを膀胱より高くすると尿が逆流し、感染の危険があります。蓄尿バッグは膀胱より低い位置に保ちます。
覚えるポイント
- 持続的導尿の挿入は無菌操作で行う。
- 蓄尿バッグは膀胱より低く保つ。
- 閉鎖式回路を保ち、不要な接続開放を避ける。
- 尿量、尿の性状、発熱、下腹部痛を観察する。
- カテーテルの屈曲、牽引、閉塞を防ぐ。