R06B56|令和6年度 准看護師試験 過去問
感染予防と医療安全消毒・滅菌・廃棄物消毒薬・滅菌法
一時的導尿を行う成人男性患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、成人男性への一時的導尿時の清潔操作と安全な挿入方法が問われています。
導尿では尿路感染を防ぐため、尿道口を中心に外側へ向かって消毒します。
解説
一時的導尿は、尿閉や検査などの目的で一時的にカテーテルを挿入し、尿を排出する処置です。
尿道へ器具を挿入するため、感染予防が非常に重要です。消毒は、尿道口を中心に外側へ向かって円を描くように行い、清潔な部位を再汚染しないようにします。
カテーテル挿入時は、患者に口でゆっくり呼吸してもらい、緊張を和らげます。息を止めると筋緊張が高まり、疼痛や挿入困難につながることがあります。
成人男性では、尿道の走行を考えて陰茎を適切な角度に保持し、無理な挿入は避けます。挿入長は尿の流出を確認しながら行い、30 cmと一律に決めるものではありません。
感染予防のポイント
導尿では、手指衛生、清潔操作、無理な挿入をしないことが重要です。疼痛、抵抗、出血がある場合は中止して報告します。
選択肢の確認
1.尿道口を中心に外側に向かって円を描くように消毒する。
適切である。
尿道口から外側へ向かって消毒することで、清潔な中心部を再汚染しにくくなります。
2.カテーテル挿入時は、息を止めるよう説明する。
誤り。
息を止めると緊張が強くなります。ゆっくり呼吸してもらい、力を抜けるように声をかけます。
3.カテーテルの挿入開始時は、陰茎を床面と水平に持つ。
誤り。
成人男性では尿道の走行を考え、陰茎を適切に保持します。床面と水平に持つことが基本ではありません。
4.カテーテルは30 cm挿入する。
誤り。
挿入長は尿の流出を確認しながら判断します。30 cmと一律に決めるものではなく、無理な挿入は危険です。
覚えるポイント
- 導尿時は尿道口から外側へ消毒します。
- 挿入時はゆっくり呼吸してもらいます。
- 抵抗や疼痛があれば無理に挿入しません。
- 尿路感染予防のため清潔操作を徹底します。