R05B118|令和5年度 准看護師試験 過去問
食欲の低下している高齢者への援助について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、食欲低下のある高齢者への栄養支援が問われています。
高齢者では、咀嚼・嚥下機能の低下、味覚低下、活動量低下、孤独、疾患、薬剤などにより食欲が低下しやすくなります。
解説
食欲が低下している高齢者では、必要なエネルギーやたんぱく質が不足し、低栄養、筋力低下、褥瘡、感染、フレイルにつながることがあります。
食事量が十分に確保できない場合には、医師、看護師、管理栄養士と相談しながら、栄養補助食品を取り入れることが適切です。少量でエネルギーやたんぱく質を補える食品を活用します。
濃い味付けは、塩分過多につながり、高血圧や心不全、腎疾患の悪化につながることがあります。香り、彩り、温度、食べやすさを工夫します。
炭水化物中心に偏ると、たんぱく質やビタミン、ミネラルが不足しやすくなります。栄養バランスを考えます。
可能な限り介助するのではなく、できるところは本人が行えるようにし、自立を支援します。過介助はADL低下につながることがあります。
准看護師としての観察ポイント
食事摂取量、体重変化、嚥下状態、義歯の適合、口腔内の痛み、便秘、活動量、気分の落ち込みを観察します。急な食欲低下や体重減少は報告します。
選択肢の確認
1.濃い味付けにする。
誤り。
濃い味付けは塩分過多につながることがあります。香りや盛り付け、食べやすさを工夫します。
2.炭水化物中心のメニューにする。
誤り。
炭水化物に偏ると、たんぱく質やビタミン、ミネラルが不足しやすくなります。栄養バランスが重要です。
3.可能な限り食事摂取を介助する。
誤り。
できることは本人に行ってもらい、自立を支援します。必要な部分を介助します。
4.栄養補助食品を取り入れる。
適切である。
食事量が不足する場合、栄養補助食品を取り入れることでエネルギーや栄養素を補えます。
覚えるポイント
- 食欲低下では低栄養とフレイルに注意する。
- 栄養補助食品を活用することがある。
- 濃い味付けは塩分過多に注意する。
- 炭水化物だけに偏らない。
- 食事援助では自立支援も大切である。