R05B88|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進血液・造血器疾患輸血・血液製剤
輸血療法を受ける対象となるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、輸血療法の対象となりやすい検査値が問われています。
輸血の必要性は、検査値だけでなく、症状、出血量、全身状態、基礎疾患を総合して医師が判断します。
解説
ヘモグロビンは、赤血球中で酸素を運ぶたんぱく質です。ヘモグロビン濃度6g/dLは高度の貧血を示し、輸血療法の対象となる可能性が高い値です。息切れ、動悸、めまい、頻脈、意識状態などの症状も確認します。
ヘマトクリット45%は、成人ではおおむね正常範囲内として扱われることが多く、輸血対象としては適切ではありません。
血小板数8万/μLは低下していますが、出血の有無や処置予定などにより判断されます。この選択肢の中で輸血療法の対象として最も明確なのはヘモグロビン6g/dLです。
白血球数5,000/μLは一般に正常範囲内です。輸血療法の対象とはいえません。
准看護師としての観察ポイント
貧血では、顔色、息切れ、動悸、めまい、倦怠感、血圧、脈拍、転倒リスクを観察します。輸血時は副反応にも注意します。
選択肢の確認
1.ヘマトクリット値 45 %
誤り。
ヘマトクリット45%はおおむね正常範囲内として扱われることが多く、輸血対象としては適切ではありません。
2.ヘモグロビン濃度 6 g/dL
正しい。
ヘモグロビン濃度6g/dLは高度の貧血を示し、輸血療法の対象となる可能性が高い値です。
3.血小板数 8 万/μL
誤り。
血小板数8万/μLは低下していますが、出血や処置予定などにより判断されます。この問題ではヘモグロビン6g/dLを選びます。
4.白血球数 5,000/μL
誤り。
白血球数5,000/μLは一般に正常範囲内です。輸血療法の対象ではありません。
覚えるポイント
- ヘモグロビン6g/dLは高度貧血を示す。
- 輸血の必要性は検査値と症状から総合判断される。
- 貧血では息切れ、動悸、めまいに注意する。
- 輸血時は発熱、悪寒、発疹、呼吸困難を観察する。
- 輸血前の患者確認と血液確認は必須である。