R06A60令和6年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進血液・造血器疾患輸血・血液製剤

輸血について、適切なのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、輸血時の安全確認と副作用の早期発見が問われています。

輸血開始直後は副作用が起こりやすいため、患者のそばで観察します。

解説

輸血は、血液型不適合、アレルギー反応、発熱、悪寒、呼吸困難、血圧低下などの重大な副作用が起こる可能性がある処置です。

輸血前には、患者氏名、血液型、製剤名、製造番号、有効期限、交差適合試験結果などを、複数名で確実に確認します。看護師1名だけで確認するのは不十分です。

輸血開始後は、特に最初の数分間に注意します。設問では、開始後5分間は患者のそばで観察することが適切です。観察項目には、発熱、悪寒、発疹、かゆみ、呼吸困難、胸痛、腰背部痛、血圧低下、頻脈、気分不快があります。

報告が必要なサイン
輸血中に発熱、悪寒、呼吸困難、発疹、腰背部痛、血圧低下、意識変化がみられた場合は、輸血副作用を疑い、直ちに報告します。

選択肢の確認

1.血液バッグは常温保存する。
誤り。
血液製剤は種類に応じた温度で適切に保存します。常温保存では品質や安全性が保てません。

2.患者氏名、血液型、製剤名を看護師1 名で確認する。
誤り。
輸血では取り違え防止のため、複数名で確認します。1名だけの確認では安全管理として不十分です。

3.血液バッグは振らずに使用する。
誤り。
血液製剤によっては使用前に静かに転倒混和するなど、適切な取り扱いが必要です。ただし強く振とうしてはいけません。この選択肢は輸血時の最も適切な留意点としては不十分です。

4.開始後5 分間は患者のそばで観察する。
適切である。
輸血開始直後は副作用の早期発見が重要です。開始後しばらくは患者のそばで観察します。

覚えるポイント

  • 輸血前確認は複数名で行います。
  • 輸血開始直後は患者のそばで観察します。
  • 発熱、悪寒、発疹、呼吸困難、血圧低下に注意します。
  • 異常があればすぐに報告し、指示に従います。

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