R06B130|令和6年度 准看護師試験 過去問
母子看護妊娠・分娩・産褥分娩経過と産婦の看護
分娩12時間後の子宮底の高さはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
分娩後の子宮は、収縮しながら少しずつ小さくなります。これを子宮復古といいます。
分娩12時間後の子宮底の高さは、臍高と覚えます。
解説
分娩後は、胎盤が娩出されたあと、子宮が強く収縮して出血を防ぎます。
子宮底の高さは、子宮復古の進み具合を確認する大切な観察項目です。分娩後しばらくして、約12時間後には子宮底は臍の高さに触れることが多いです。その後は、日ごとに少しずつ下がっていきます。
子宮底の高さを見るときは、高さだけでなく、子宮が硬く触れるか、悪露の量が急に増えていないか、膀胱が充満していないかを確認します。
膀胱がいっぱいになると子宮がうまく収縮できず、弛緩出血のリスクが高まります。そのため、産後の排尿状態の観察も重要です。
准看護師としての観察ポイント
子宮底の高さ、子宮の硬さ、悪露の量・色・臭い、下腹部痛、発熱、排尿状態を観察します。悪露が急に増える、子宮が軟らかい、顔色が悪い場合は報告します。
選択肢の確認
1.臍上2横指
誤り。
分娩12時間後としては高すぎます。子宮復古不全や膀胱充満などを考える必要があります。
2.臍高
正しい。
分娩12時間後の子宮底の高さは臍高が目安です。
3.臍下3横指
誤り。
臍下3横指は、産褥が進んでからの高さとして考えます。分娩12時間後としては低すぎます。
4.恥骨結合上
誤り。
子宮底が恥骨結合上まで下がるのは、産褥がかなり進んでからです。分娩12時間後ではありません。
覚えるポイント
- 分娩12時間後の子宮底は臍高です。
- 子宮復古では高さと硬さを確認します。
- 悪露の急な増加は出血のサインです。
- 膀胱充満は子宮収縮を妨げます。
- 産褥期は出血、感染、排尿状態を合わせて観察します。