R07A131令和7年度 准看護師試験 過去問

母子看護新生児看護出生直後の適応と観察

出生直後の看護で優先されるのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、出生直後の新生児看護で最優先する援助が問われています。

新生児は体温調節機能が未熟で、出生直後に体温が低下しやすい状態です。低体温は呼吸障害、低血糖、代謝性アシドーシスなどにつながるため、まず保温が重要です。

解説

出生直後の新生児は、羊水で濡れており、蒸発により急速に熱を奪われます。また、体表面積が体重に比べて大きく、皮下脂肪も少ないため、成人より体温が下がりやすいです。

そのため、出生直後はすぐに体を拭いて乾燥させ、温かいタオルで包み、保温環境を整えます。必要に応じて、ラジアントウォーマーなどを用いて体温低下を防ぎます。

授乳、母子接触、ビタミンK製剤の投与も大切ですが、出生直後に優先されるのは、呼吸・循環の安定とともに体温を保つことです。

新生児看護の観察ポイント
出生直後は、呼吸状態、皮膚色、啼泣、筋緊張、心拍、体温を観察します。チアノーゼ、呼吸が弱い、体温低下、活気不良があれば速やかに報告します。

選択肢の確認

1.授乳
誤り。
授乳は新生児にとって重要ですが、出生直後に最優先される援助ではありません。まず保温し、呼吸・循環状態が安定していることを確認します。

2.保温
適切である。
新生児は体温が低下しやすく、低体温は呼吸障害や低血糖につながります。出生直後は体を乾かして温め、保温することが優先されます。

3.母子接触
誤り。
母子接触は愛着形成や母乳育児の支援に重要ですが、出生直後の優先順位としては、まず新生児の保温と全身状態の安定を確認します。

4.ビタミン K 製剤の投与
誤り。
ビタミンK製剤は新生児の出血予防に重要ですが、出生直後の最優先は保温です。投与は施設の手順に従って行われます。

覚えるポイント

  • 新生児は体温調節機能が未熟で、低体温になりやすい。
  • 出生直後は、体を乾かし、温めることが重要である。
  • 低体温は、呼吸障害や低血糖につながる。
  • 授乳や母子接触も大切だが、まず保温と全身状態の確認を行う。
  • 呼吸、皮膚色、心拍、筋緊張、体温を観察する。

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