R07A3|令和7年度 准看護師試験 過去問
心電図について、正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、心電図の基本的な意味と波形の見方が問われています。
心電図は、心臓の電気的活動を体表面から記録したものです。心筋の収縮そのものではなく、心臓が拍動する前に起こる電気的変化を記録します。
解説
心臓は、洞房結節から始まる電気刺激によって規則的に興奮します。この電気的な変化が心房や心室に伝わり、心筋が収縮します。
心電図は、この心臓の周期的な活動電位を記録する検査です。不整脈、心筋虚血、心筋梗塞、電解質異常などの判断に役立ちます。
標準的な心電図では、縦軸は電位、横軸は時間を表します。通常、記録速度は25 mm/秒で、感度は10 mmが1 mVに相当します。
P波は心房の興奮を示します。心室の興奮は主にQRS波として記録されます。
試験ではここを押さえる
P波は心房、QRS波は心室、T波は心室の再分極と覚えます。波形の名前と意味をセットで確認します。
准看護師としての観察ポイント
心電図モニター装着中は、胸痛、動悸、息切れ、冷汗、顔色、血圧低下、意識状態を合わせて観察します。波形だけで判断せず、患者の状態と一緒に報告することが重要です。
選択肢の確認
1.心臓の周期的な活動電位を記録したものである。
正しい。
心電図は、心臓の周期的な活動電位を記録したものです。心臓の電気的活動を波形として表します。
2.心電図の縦軸は1 mV/cm、横軸は10 mm/秒で記録する。
誤り。
通常、心電図は感度10 mmが1 mV、記録速度25 mm/秒で記録します。横軸10 mm/秒ではありません。
3.P波は心室の興奮を反映する。
誤り。
P波は心室ではなく、心房の興奮を反映します。心室の興奮は主にQRS波に反映されます。
4.胸部誘導は胸部の8か所に電極を装着する。
誤り。
標準的な12誘導心電図の胸部誘導はV1からV6までの6か所に電極を装着します。8か所ではありません。
覚えるポイント
- 心電図は心臓の電気的活動を記録する。
- P波は心房の興奮を示す。
- QRS波は心室の興奮を示す。
- 標準的な胸部誘導はV1からV6の6か所である。
- 心電図異常を見たら、症状やバイタルサインも合わせて確認する。