R07A52|令和7年度 准看護師試験 過去問
男性の陰部洗浄について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、男性の陰部洗浄の方法と、感染予防・羞恥心への配慮が問われています。
陰部洗浄は、排泄物や分泌物を取り除き、皮膚トラブルや尿路感染を予防する大切な援助です。
解説
男性の陰部洗浄では、包皮がある場合、包皮をさげて反転し、亀頭部や包皮内側をやさしく洗います。洗浄後は、包皮を元に戻すことが重要です。戻し忘れると、包皮が亀頭を締めつける嵌頓包茎の危険があります。
湯の温度は熱すぎないようにします。42〜43℃は陰部には熱めで、皮膚刺激や熱傷の原因になります。
洗浄は清潔な部位から不潔な部位へ行います。陰茎や陰嚢を洗ってから、最後に肛門部を洗います。肛門部を洗った後に陰茎を洗うと、便中の細菌を尿道口付近へ広げる危険があります。
石けんを使う場合も、皮膚や粘膜を傷つけないようにやさしく洗います。強くこする必要はありません。
感染予防のポイント
陰部洗浄では、尿道口周囲を清潔に保つことが尿路感染予防につながります。肛門部から尿道口側へ汚染を広げないよう、洗う順序に注意します。
患者への配慮
陰部洗浄では羞恥心が強くなりやすいです。カーテンを閉め、必要な部位だけを露出し、「これから洗浄します」と声をかけてから行います。
選択肢の確認
1.湯の温度は42~43 ℃ とする。
誤り。
42〜43℃は陰部洗浄には熱めです。皮膚や粘膜への刺激、熱傷の危険があるため、適温を確認して行います。
2.包皮はさげて(反転して)洗う。
適切である。
包皮をさげて反転し、亀頭部や包皮内側をやさしく洗います。洗浄後は包皮を元に戻します。
3.肛門部の後に陰茎を洗う。
誤り。
清潔な部位から不潔な部位へ洗います。陰茎を先に洗い、肛門部は最後に洗います。
4.石けんを使用して、強く洗う。
誤り。
石けんを使う場合でも、皮膚や粘膜を傷つけないようにやさしく洗います。強くこすると発赤やびらんの原因になります。
覚えるポイント
- 男性の陰部洗浄では、包皮を反転して洗う。
- 洗浄後は包皮を必ず元に戻す。
- 洗う順序は清潔部位から不潔部位へ進める。
- 肛門部は最後に洗う。
- 羞恥心とプライバシーに配慮する。