R07A84|令和7年度 准看護師試験 過去問
成人看護内分泌・代謝・腎看護内分泌・代謝疾患患者の看護
消化器疾患と症状の組合せで、正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、消化器疾患と代表的症状の組合せが問われています。
消化器疾患では、痛みの部位、便の性状、吐き気、発熱、食事との関係を整理して覚えることが大切です。
解説
虫垂炎では、初期に心窩部や臍周囲の痛みがみられ、その後、右下腹部へ痛みが移動することがあります。右下腹部痛は虫垂炎の代表的な症状です。
胃食道逆流症では、胃酸が食道へ逆流することで、胸やけ、呑酸、咳、咽頭違和感などがみられます。粘血便は潰瘍性大腸炎や大腸病変などでみられることがあります。
急性膵炎では、上腹部痛や背部痛、悪心、嘔吐などがみられます。大腸がんでは、血便、便通異常、便柱狭小、貧血、腹部膨満などがみられることがあります。
ひっかけポイント
消化器疾患では、痛みの場所が重要です。右下腹部痛は虫垂炎、胸やけは胃食道逆流症、上腹部から背部の痛みは急性膵炎と整理します。
選択肢の確認
1.胃食道逆流症(逆流性食道炎) 粘血便
誤り。
胃食道逆流症では、胸やけや呑酸が代表的です。粘血便は胃食道逆流症の典型的症状ではありません。
2.虫垂炎 右下腹部痛
正しい。
虫垂炎では、右下腹部痛が代表的な症状です。初期には心窩部や臍周囲の痛みから始まり、右下腹部へ移動することがあります。
3.急性膵炎 胸やけ
誤り。
急性膵炎では、上腹部痛、背部痛、悪心、嘔吐などがみられます。胸やけは胃食道逆流症でよくみられる症状です。
4.大腸がん 心窩部痛
誤り。
大腸がんでは、血便、便通異常、便が細くなる、貧血、腹部膨満などがみられます。心窩部痛は大腸がんの代表的症状としては適切ではありません。
覚えるポイント
- 虫垂炎は右下腹部痛が代表的である。
- 胃食道逆流症は、胸やけ、呑酸を起こしやすい。
- 急性膵炎は、上腹部痛や背部痛を起こしやすい。
- 大腸がんは、血便、便通異常、貧血に注意する。
- 腹痛では、部位、性質、発熱、嘔吐、便の変化を観察する。