R07B123|令和7年度 准看護師試験 過去問
慢性心不全のある高齢者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、高齢者の慢性心不全に対する看護が問われています。
慢性心不全では、心臓のポンプ機能が低下し、血液を十分に送り出せなくなります。肺うっ血、浮腫、体重増加、息切れ、倦怠感などが悪化のサインになります。
解説
慢性心不全では、体内に水分がたまると体重が増加し、浮腫や呼吸困難が悪化します。そのため、毎日同じ条件で体重測定を行うことが重要です。
体重は、心不全悪化を早期に発見するための分かりやすい指標です。急な体重増加、下腿浮腫、息切れ、夜間の呼吸困難、尿量低下などがあれば報告が必要です。
准看護師としての観察ポイント
体重、浮腫、呼吸状態、SpO2、脈拍、血圧、尿量、食事量、倦怠感を観察します。急な体重増加や呼吸困難の増強は速やかに報告します。
運動は状態に合わせて行う必要があり、むやみに積極的な運動をすすめるのは危険です。塩分や水分の制限は、医師の指示や患者の状態に合わせて行います。
選択肢の確認
1.積極的に運動をすすめる。
誤り。
慢性心不全では、運動療法が行われることもありますが、病状や医師の指示に合わせる必要があります。息切れや浮腫がある状態で積極的に運動をすすめるのは適切ではありません。
2.毎日体重測定を行う。
適切である。
体重増加は体液貯留の重要なサインです。毎日同じ時間、同じ条件で測定することで、心不全悪化の早期発見につながります。
3.1日の塩分摂取量は10 g 以下とする。
誤り。
心不全では塩分制限が重要ですが、10 g以下では制限として不十分な場合があります。具体的な塩分量は医師や管理栄養士の指示に従います。
4.水分摂取量の制限はない。
誤り。
慢性心不全では、病状によって水分制限が必要になることがあります。水分摂取量、尿量、浮腫、体重変化を確認し、指示に沿って援助します。
覚えるポイント
- 慢性心不全では、体液貯留により体重が増加します。
- 毎日の体重測定は悪化の早期発見に役立ちます。
- 浮腫、息切れ、尿量低下、夜間呼吸困難に注意します。
- 運動、塩分、水分は患者の状態と指示に合わせて調整します。