R07B129令和7年度 准看護師試験 過去問

母子看護妊娠・分娩・産褥妊娠期の健康管理

妊娠中の糖代謝異常によって生じやすいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、妊娠中の糖代謝異常が母体・胎児・新生児に与える影響が問われています。

妊娠中に高血糖が続くと、胎児にも過剰な糖が移行し、胎児のインスリン分泌が増えます。その結果、胎児が大きくなりやすく、巨大児の出生につながることがあります。

解説

妊娠中の糖代謝異常では、母体の血糖管理が重要です。母体の高血糖は胎児の発育に影響し、巨大児、肩甲難産、帝王切開のリスク増加、新生児低血糖などに関係します。

出生後は、母体からの糖の供給が急に止まります。しかし、胎児期にインスリン分泌が増えていた新生児では、出生後に血糖が下がりやすくなります。そのため、新生児では高血糖ではなく低血糖に注意します。

准看護師としての観察ポイント
妊婦では血糖測定、食事内容、体重増加、尿糖、口渇、多飲を確認します。新生児では哺乳状態、活気、振戦、チアノーゼ、低体温など低血糖を疑うサインに注意します。

糖代謝異常では、医師、看護師、助産師、管理栄養士と連携し、食事療法や血糖管理を支えます。准看護師が独自に治療方針を決めるのではなく、指示に基づいて観察と援助を行います。

選択肢の確認

1.巨大児の出生
正しい。
妊娠中の高血糖では、胎児へ糖が過剰に移行し、胎児の発育が促進されやすくなります。そのため、巨大児の出生が生じやすくなります。

2.子癇(発作)
誤り。
子癇は、妊娠高血圧症候群に関連して起こるけいれん発作です。糖代謝異常によって最も直接的に生じやすいものとしては、巨大児が適切です。

3.羊水過少症
誤り。
妊娠中の糖代謝異常では、羊水過多が問題になることがあります。羊水過少症が代表的に生じやすいとはいえません。

4.新生児高血糖
誤り。
妊娠中の母体高血糖により、胎児のインスリン分泌が増えていると、出生後に新生児低血糖を起こしやすくなります。高血糖ではなく低血糖に注意します。

覚えるポイント

  • 妊娠中の糖代謝異常では、巨大児が生じやすくなります。
  • 出生後の新生児では、低血糖に注意します。
  • 子癇は妊娠高血圧症候群に関連します。
  • 血糖管理は、母体と胎児・新生児の安全を守るために重要です。

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