R07B133|令和7年度 准看護師試験 過去問
母子看護新生児看護出生直後の適応と観察
小児の発達と呼吸の変化について、正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、胎児から新生児へ移行するときの呼吸の変化が問われています。
胎児は子宮内で肺呼吸をしておらず、胎盤を通して酸素を受け取っています。出生後、臍帯循環から肺呼吸へ切り替わることが重要です。
解説
胎児の肺は空気や酸素で満たされているのではなく、肺液で満たされています。胎児は胎盤を介して酸素を受け取り、二酸化炭素を母体側へ排出しています。
出生直後、第一啼泣や胸郭の拡張により肺に空気が入り、肺呼吸が開始します。肺が広がることで肺血流が増え、新生児循環へ移行していきます。
小児の呼吸は、乳児期には腹式呼吸が目立ち、成長とともに胸式呼吸の要素が増えます。また、呼吸数は年齢が上がるにつれて減少していきます。
准看護師としての観察ポイント
新生児や乳児では、呼吸数だけでなく、陥没呼吸、鼻翼呼吸、呻吟、チアノーゼ、哺乳力低下を観察します。異常があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.胎児の肺は酸素で満たされている。
誤り。
胎児の肺は酸素で満たされているのではなく、肺液で満たされています。胎児は胎盤を通して酸素を受け取っています。
2.出生直後に肺呼吸が開始する。
正しい。
出生後、第一啼泣などをきっかけに肺に空気が入り、肺呼吸が始まります。胎盤呼吸から肺呼吸への移行は新生児にとって重要な変化です。
3.呼吸様式は胸式から腹式となる。
誤り。
乳児では腹式呼吸が目立ち、成長に伴って胸式呼吸の要素が増えます。胸式から腹式になるのではありません。
4.呼吸数は増加する。
誤り。
呼吸数は年齢が低いほど多く、成長に伴って減少します。小児では年齢に応じた正常呼吸数を確認することが大切です。
覚えるポイント
- 胎児は胎盤を通して酸素を受け取ります。
- 出生直後に肺呼吸が開始します。
- 乳児は腹式呼吸が目立ちます。
- 呼吸数は成長とともに減少します。