R07B87|令和7年度 准看護師試験 過去問
成人看護血液・がん看護血液疾患・がん治療の看護
ヘモグロビン濃度が5 g/dL の患者に、現れる症状はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、高度な貧血でみられる症状が問われています。
ヘモグロビンは酸素を全身へ運ぶ役割をもつため、低下すると酸素運搬能が低下します。ヘモグロビン濃度5 g/dLは高度な貧血であり、全身症状に注意が必要です。
解説
貧血では、動悸、息切れ、めまい、倦怠感、顔面蒼白、易疲労感などがみられます。貧血の原因によっては、口腔粘膜の障害として口内炎や舌炎がみられることがあります。
選択肢の中では、貧血に関連して現れ得る症状として口内炎が適切です。特に鉄、ビタミンB12、葉酸などの不足を背景とする貧血では、口内炎や舌の痛みを伴うことがあります。
高度貧血では、徐脈ではなく代償的に頻脈がみられやすくなります。下痢や食欲亢進は、ヘモグロビン低下でみられる代表的症状ではありません。
准看護師としての観察ポイント
顔色、眼瞼結膜、口腔粘膜、動悸、息切れ、めまい、脈拍、血圧、疲労感を観察します。胸痛、失神、強い呼吸困難がある場合は速やかに報告します。
選択肢の確認
1.徐脈
誤り。
貧血では酸素不足を補うため、心拍数が増えて頻脈になりやすいです。徐脈は貧血の代表的症状ではありません。
2.下痢
誤り。
下痢は消化器疾患や感染、薬剤などでみられます。ヘモグロビン濃度5 g/dLの患者に現れる症状としては最も適切ではありません。
3.口内炎
該当する。
貧血の原因によっては、口腔粘膜の障害として口内炎がみられることがあります。選択肢の中では、貧血に関連する症状として適切です。
4.食欲亢進
誤り。
高度な貧血では倦怠感や食欲低下がみられることがあります。食欲亢進は代表的症状ではありません。
覚えるポイント
- ヘモグロビンは酸素を運ぶ。
- ヘモグロビン5 g/dLは高度な貧血である。
- 貧血では動悸、息切れ、めまい、倦怠感がみられやすい。
- 貧血の原因により口内炎や舌炎がみられることがある。
- 高度貧血では頻脈、胸痛、失神に注意する。