44G21第44回 理容師国家試験 過去問

衛生管理衛生管理技術消毒・殺菌の基礎

消毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

消毒効果を左右する熱の種類、温度、時間、薬液濃度を整理する問題です。

解説

熱による消毒では、同じ温度なら水分を含む湿熱の方が乾熱より微生物へ熱を伝えやすく、効率的です。理容所の器具では、煮沸は沸騰後2分間以上、蒸気は80℃を超えて10分間以上という基準があるため、蒸気の方が短時間という説明は適切ではありません。

消毒薬の作用は、一般に適切な温度範囲では低温ほど弱くなります。また、濃ければ常に良いわけではなく、対象物、病原体、材質、接触時間に応じた適正濃度があります。

選択肢の確認

1.乾熱は、湿熱より短時間で消毒できる。
誤り。
乾熱は湿熱より熱が伝わりにくく、一般により高温・長時間を要します。

2.蒸気は、煮沸より短時間で消毒できる。
誤り。
理容所の基準では煮沸は沸騰後2分間以上、蒸気は80℃を超えて10分間以上であり、蒸気が短時間とはいえません。

3.消毒薬による消毒は、低温で行った方が有効である。
誤り。
低温では消毒薬の化学反応が進みにくくなり、一般に効力は低下します。

4.消毒薬には、消毒しようとする対象によって適した濃度がある。
正しい。
消毒薬は対象と用途ごとに有効で安全な濃度があり、その濃度と接触時間を守ります。

覚えるポイント

  • 湿熱は乾熱より効率よく作用する。
  • 理容所では煮沸2分以上、蒸気80℃超で10分以上。
  • 消毒薬は対象ごとの適正濃度を守る。

関連問題

44G2044G22
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)