47G22|第47回 理容師国家試験 過去問
理容所で行う蒸気消毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
理容所の蒸気消毒と、高圧蒸気滅菌を混同しないための問題です。
解説
理容所でいう蒸気消毒は、常圧の蒸気消毒器で器内温度が80℃を超えてから10分間以上湿熱へ触れさせる方法です。圧力を加えるオートクレーブではないため、器内圧力は大気圧と同じです。
血液が付着した器具や、かみそり(専ら頭髪を切断する用途に使用されるものを除く)には蒸気消毒を用いません。また、煮沸は沸騰後2分間以上なので、蒸気消毒の方が短時間という記述も誤りです。この条件では細菌芽胞を不活化できません。
選択肢の確認
1.かみそりの消毒に適用できる。
誤り。
かみそり(専ら頭髪を切断する用途に使用されるものを除く)や血液付着器具に使えるのは、煮沸・エタノール浸漬・次亜塩素酸ナトリウム浸漬です。したがって、かみそり全般に蒸気消毒を適用できるという記述は誤りです。
2.消毒に要する時間は、煮沸消毒より短い。
誤り。
蒸気消毒は80℃を超えて10分間以上で、煮沸の沸騰後2分間以上より短くありません。
3.タオル蒸し器内の圧力は、大気圧と同じである。
正しい。
理容所の蒸気消毒器は高圧装置ではなく、内部圧力は大気圧と同じです。
4.細菌の芽胞を不活化できる。
誤り。
常圧の蒸気消毒条件では、抵抗性の強い細菌芽胞を不活化できません。
覚えるポイント
- 蒸気消毒は80℃超で10分以上。
- 常圧なので大気圧と同じ。
- 血液付着器具・かみそり(専ら頭髪切断用を除く)・芽胞には不適。