34Q70第34回 介護福祉士国家試験 過去問

こころとからだのしくみ発達と老化の理解

乳幼児期の言語発達に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3.1歳半ごろに語彙爆発が起きる。

この問題のポイント

乳幼児の言語発達のおおまかな順序を問う問題です。喃語、初語、一語文、語彙の急増、二語文が現れる時期を整理します。発達時期には個人差があるため、年齢は目安として理解します。

解説

乳児は、生後数か月から「あー」「うー」などの発声をし、その後、「ばばば」「ままま」のような喃語を発するようになります。喃語は意味のある単語ではなく、音を繰り返しながら発声を練習する段階です。

意味のある初語は、おおむね1歳前後からみられます。初めは「ママ」「ワンワン」などの一語で、人や物、要求を表します。その後、理解できる言葉と話せる言葉が増え、1歳半ごろから2歳ごろにかけて語彙が急速に増えることがあり、これを語彙爆発と呼びます。

二語文は、おおむね2歳ごろからみられます。「ママ きた」「ワンワン いた」など、二つの語を組み合わせて関係を表します。発達には個人差があり、言葉だけでなく、聴こえ、言葉の理解、視線、指さし、身振り、周囲とのやり取りを含めて全体的に捉えることが大切です。

ひっかけポイント
生後6か月ごろにみられるのは主に喃語で、意味のある初語ではありません。また、一語文は2歳半より前、二語文は3歳より前に現れるのが一般的な目安です。

介護実践でのポイント
発達の時期には幅があります。年齢だけで能力を決めつけず、保護者の話と日常の様子を確認し、気になる場合は保健師や医療・療育の専門職につなぎます。

選択肢の確認

1.生後6か月ごろに初語を発するようになる。
適切ではありません。
生後6か月前後は、意味のある初語よりも、音を繰り返す喃語がみられる時期です。初語はおおむね1歳前後から現れます。

2.1歳ごろに喃語(なんご)を発するようになる。
適切ではありません。
喃語は一般に1歳より前、生後数か月からみられます。1歳前後には、意味のある言葉が現れ始めます。

3.1歳半ごろに語彙爆発が起きる。
正答。最も適切です。
初語の後、1歳半ごろから2歳ごろにかけて、話せる言葉が急速に増える語彙爆発がみられることがあります。

4.2歳半ごろに一語文を話すようになる。
適切ではありません。
一語文はおおむね1歳前後からみられます。2歳半ごろには、一語文より進んだ言葉の組合せがみられる時期です。

5.3歳ごろに二語文を話すようになる。
適切ではありません。
二語文はおおむね2歳ごろからみられます。3歳ごろには、より長い文や会話が発達していきます。

覚えるポイント

喃語は生後数か月、初語と一語文は1歳前後が目安です。

語彙爆発は1歳半ごろから2歳ごろにみられます。

二語文は2歳ごろが目安です。発達には個人差があります。

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