37Q65第37回 介護福祉士国家試験 過去問

介護介護の基本

社会福祉士及び介護福祉士法に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3.介護福祉士の信用を傷つける行為をしてはならない。

この問題のポイント

社会福祉士及び介護福祉士法に定められた、介護福祉士の資格の性質と義務を確認する問題です。

介護福祉士には、信用を傷つける行為の禁止、秘密保持、連携、資質向上などの責務があります。また、国家試験に合格しただけでは介護福祉士を名乗ることはできず、登録が必要です。

解説

社会福祉士及び介護福祉士法は、社会福祉士と介護福祉士の定義、国家試験、登録、名称の使用、義務などを定めています。介護福祉士は、利用者の生命、身体、財産、生活上の秘密に関わる専門職であるため、高い倫理性が求められます。

介護福祉士は、その信用を傷つけるような行為をしてはなりません。これは個人の評判だけでなく、資格全体に対する社会的な信頼を守るための義務です。

秘密保持義務は、介護福祉士として働いている間だけのものではありません。退職したり、介護福祉士としての業務をやめたりした後も、正当な理由なく業務上知り得た秘密を漏らしてはいけません。

介護福祉士は名称独占の資格です。国家試験への合格は登録資格を得るための要件ですが、介護福祉士登録簿への登録を受ける前に「介護福祉士」と名乗ることはできません。

ひっかけポイント
「試験合格」と「資格登録」は別です。合格後に登録を受けて、初めて介護福祉士の名称を使用できます。

介護実践でのポイント
利用者情報は、支援に必要な範囲で、権限のある関係者と共有します。私的な会話やSNSなどで本人を特定できる情報を漏らすことは、守秘義務と専門職への信頼を損ないます。

選択肢の確認

1.資質向上のために、5年に1回、資格更新研修を受けなければならない。
誤り。
介護福祉士には資質向上に努める責務がありますが、5年ごとに資格更新研修を受ける制度は定められていません。

2.社会福祉士の業務を介護福祉士が行うことは禁じられている。
誤り。
社会福祉士は名称独占資格であり、登録を受けていない人が社会福祉士を名乗ることは禁止されます。しかし、相談援助に関わる行為のすべてを介護福祉士が行うことが一律に禁じられているわけではありません。各職種の専門性と役割に応じて連携します。

3.介護福祉士の信用を傷つける行為をしてはならない。
正答。最も適切です。
社会福祉士及び介護福祉士法は、介護福祉士に信用失墜行為の禁止を定めています。専門職として社会の信頼を損なう行為をしてはいけません。

4.介護福祉士は、その業を辞した後は秘密保持義務が解除される。
誤り。
秘密保持義務は、介護福祉士としての業務をやめた後も続きます。正当な理由なく、業務上知り得た人の秘密を漏らしてはいけません。

5.介護福祉士国家試験に合格した日から、介護福祉士を名乗ることができる。
誤り。
国家試験に合格した後、介護福祉士登録簿への登録を受ける必要があります。登録前は介護福祉士の名称を使用できません。

覚えるポイント

介護福祉士には、信用失墜行為の禁止が定められています。

秘密保持義務は、退職後や業務をやめた後も続きます。

5年ごとの資格更新制度はありませんが、継続して資質を高める責務があります。

社会福祉士と介護福祉士は、それぞれの専門性を生かして連携します。

国家試験合格後、登録を受けてから介護福祉士を名乗ることができます。

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