37Q8|第37回 介護福祉士国家試験 過去問
次の記述のうち、定期巡回・随時対応型訪問介護看護の説明として、正しいものを1つ選びなさい。
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正解: 2
正答
2.日中・夜間を通じて、提供するサービスである。
この問題のポイント
定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、要介護者の在宅生活を24時間支える地域密着型サービスです。
「日中・夜間」「定期巡回と随時対応」「訪問介護と訪問看護」という3つの特徴を押さえ、認知症対応型共同生活介護や看護小規模多機能型居宅介護と区別します。
解説
定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、利用者が住み慣れた自宅で生活を続けられるように、日中・夜間を通じて必要な支援を提供するサービスです。定期的に居宅を訪問する定期巡回サービスに加え、利用者や家族からの通報を受ける随時対応サービス、必要に応じて訪問する随時訪問サービス、看護師等が行う訪問看護サービスを組み合わせます。
訪問介護と訪問看護は、同じ事業所が一体的に提供する形と、訪問介護の事業所が地域の訪問看護事業所と連携して提供する形があります。短時間の訪問を1日に複数回行うなど、利用者の生活リズムと必要性に応じて柔軟に支援できることが特徴です。
このサービスは、施設に入居して受けるサービスではなく、原則として利用者の居宅を訪問して行います。また、地域密着型サービスであるため、事業者の指定、指導、監督は市町村が担います。
利用定員9人以下という説明は、定期巡回・随時対応型訪問介護看護の一般的な定員基準ではありません。認知症対応型共同生活介護では、一つの共同生活住居の定員が5人以上9人以下とされており、数字を混同しないようにします。
「通い」「泊まり」「訪問介護」「訪問看護」を一体的に提供するのは、看護小規模多機能型居宅介護の特徴です。定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、通い・泊まりを中心とするサービスではありません。
ひっかけポイント
名称が長いときは分解します。「定期巡回」「随時対応」「訪問介護」「訪問看護」です。通い・泊まりを組み合わせるサービスではありません。
介護実践でのポイント
定期訪問だけでなく、急な排泄介助や体位変換などの必要に随時対応できる点が強みです。ただし、利用者の希望や状態を確認し、ケアプランと連携体制に基づいて提供します。
選択肢の確認
1.利用定員は、9人以下と定められている。
誤り。
定期巡回・随時対応型訪問介護看護に、利用定員を一律9人以下とする一般的な基準はありません。9人という数字は、認知症対応型共同生活介護の共同生活住居の定員などと混同しやすい点です。
2.日中・夜間を通じて、提供するサービスである。
正答。最も適切です。
日中・夜間を通じて、定期巡回、随時対応、随時訪問、訪問看護を組み合わせ、要介護者の在宅生活を支えるサービスです。
3.認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)に入居する利用者に対して、機能訓練を行うサービスである。
誤り。
定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、主に利用者の居宅を訪問して介護と看護を提供します。認知症高齢者グループホームの入居者に対する機能訓練を目的としたサービスではありません。
4.通い、泊まり、看護の3種類の組合せによるサービスである。
誤り。
通い、泊まり、訪問介護、訪問看護を柔軟に組み合わせるのは、看護小規模多機能型居宅介護です。定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、定期的・随時の訪問によって在宅生活を支えます。
5.都道府県が事業者の指定、指導、監督を行うサービスである。
誤り。
定期巡回・随時対応型訪問介護看護は地域密着型サービスであり、事業者の指定、指導、監督は市町村が行います。
覚えるポイント
定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、24時間の在宅生活を支える地域密着型サービスです。
定期巡回、随時対応、随時訪問、訪問看護を組み合わせます。
訪問介護と訪問看護を一体的に、または密接に連携して提供します。
通い・泊まりを組み合わせる看護小規模多機能型居宅介護と区別します。
地域密着型サービスの指定、指導、監督は市町村が行います。