7AM30第7回 公認心理師国家試験 過去問

医療・保健領域-03 身体疾患:糖尿病・COPD・SLE・頭痛

HbA1c が管理の指標に用いられる疾患として、適切なものを1つ選べ。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、HbA1cが何の管理指標として使われるかが問われています。

キーワードは、「HbA1c」です。

解説

HbA1cは、ヘモグロビンにブドウ糖が結合した割合を示す指標で、過去1〜2か月程度の平均的な血糖状態を反映します。

そのため、糖尿病の診断や治療経過の管理、血糖コントロールの評価に用いられます。日々の血糖値は食事や運動、ストレス、体調によって変動しますが、HbA1cはより長期的な血糖コントロールを把握するのに役立ちます。

心理支援では、糖尿病などの慢性疾患を持つ人に対して、生活習慣の変化、服薬・通院継続、食事・運動療法への心理的負担、自己管理への動機づけを支えることが重要になります。

医療・保健領域でのポイント
慢性疾患では、医学的指標だけでなく、生活習慣、ストレス、家族支援、治療継続の心理的負担を含めて理解します。

選択肢の確認

1.糖尿病
判定:正しい。
HbA1cは、過去1〜2か月程度の平均血糖を反映し、糖尿病の診断や血糖コントロールの管理指標として用いられます。

2.気管支喘息
判定:適切とはいえない。
気管支喘息は、気道の慢性炎症や気道過敏性に関連する疾患です。管理には症状、発作頻度、呼吸機能などが重視され、HbA1cは主要な管理指標ではありません。

3.脂質異常症
判定:適切とはいえない。
脂質異常症では、LDLコレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールなどが管理指標になります。HbA1cは脂質管理の主指標ではありません。

4.慢性心不全
判定:適切とはいえない。
慢性心不全では、症状、心機能、浮腫、BNPやNT-proBNPなどが評価に用いられます。HbA1cは糖尿病合併の管理には関係しますが、慢性心不全そのものの主要な管理指標ではありません。

5.関節リウマチ
判定:適切とはいえない。
関節リウマチでは、関節症状、炎症反応、疾患活動性などが管理の中心になります。HbA1cは関節リウマチの管理指標ではありません。

覚えるポイント

  • HbA1cは、糖尿病の血糖コントロールをみる指標です。
  • 過去1〜2か月程度の平均的な血糖状態を反映します。
  • 慢性疾患支援では、医学的管理と心理・生活面の支援をつなげて考えます。

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