7PM127|第7回 公認心理師国家試験 過去問
DSM-5 の過食性障害の説明として、最も適切なものを 1 つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、DSM-5における過食性障害の特徴が問われています。
キーワードは、過食エピソード、コントロール不能感、苦痛、代償行為がないことです。
解説
過食性障害では、短時間に大量の食物を摂取し、その間に食べることをコントロールできない感覚を伴う過食エピソードが繰り返されます。
過食後には、強い苦痛、罪悪感、嫌悪感、抑うつ感などがみられやすいです。
神経性過食症との重要な違いは、過食性障害では、嘔吐、下剤乱用、過度な運動などの定期的な代償行為を伴わないことです。
また、過食は単に空腹だから起こるものではありません。心理的苦痛、ストレス、感情調整困難などと関連することがあります。過食エピソードでは、通常より速く食べる、苦しいほど満腹になるまで食べる、一人で食べるなどがみられます。
精神疾患のポイント
過食性障害は、過食と苦痛が中心です。定期的な代償行為がある場合は、神経性過食症との鑑別が重要です。
選択肢の確認
1.定期的な代償行為を伴う。
判定:適切とはいえない。
定期的な代償行為を伴う場合は、神経性過食症を考えます。過食性障害では、過食エピソードはありますが、定期的な代償行為はみられません。
2.過食のエピソードは空腹感によって起こる。
判定:適切とはいえない。
過食エピソードは、単なる空腹感だけで説明されるものではありません。ストレス、感情調整の困難、心理的苦痛などが関係することがあります。
3.過食のエピソードの後に罪悪感や嫌悪感を覚える。
判定:最も適切。
過食性障害では、過食後に罪悪感、嫌悪感、抑うつ感、強い苦痛を覚えることがあります。DSM-5の説明として適切です。
4.過食のエピソードでは時間をかけてゆっくり食べる。
判定:適切とはいえない。
過食エピソードでは、通常より速く食べることが特徴としてみられます。時間をかけてゆっくり食べるという説明は適切ではありません。
覚えるポイント
- 過食性障害では、過食エピソードと強い苦痛が中心です。
- 過食後に罪悪感や嫌悪感を覚えることがあります。
- 定期的な代償行為を伴う場合は、神経性過食症との鑑別が重要です。